【レビュー】ミックスを客観的に聴ける!?MixCheckerProを使ってみたら【ミックスをお手軽チェック】

こんにちは!クレイジーDTMerのあんどりゅーです。
いかがお過ごしですか?

ミックス…苦労していませんか?
「あっれぇー、自宅のモニタースピーカーではいい感じだったのにスマホやカーステだと変だぞ!?」

なーんてことありますよね?(久しぶりの深夜海外通販番組のノリ)
そんなあなたに朗報です!

そのミックスの悩みを解決してくれるプラグインがあるんです。
その名もMxCheckerPro。

今回はこのプラグインをレビューしていきます!

ミックスのチェックならおまかせ!いろいろな環境での再生をワンタッチで再現♪
目次

このプラグインはなんぞや? – MixCheckerPre レビュー –

このプラグインは、ミックスをいろいろな環境で再現しようというもの。
要は、再生機器をエミュレートしてくれるというもの。

で?
…いやいや、これがあればあなたのミックスを擬似的にいろいろな環境で再現できるんですよ。
ミックスの問題点も見つけやすいってやつです。

項目内容
製品名MixChecker Pro
開発元Audified(チェコ)
位置づけMixChecker(無印)→ MixChecker Pro → MixChecker Ultra(上位/2024登場) (audified.com)
何ができる?60種類以上の“現実の再生環境/機器”をシミュレートして、翻訳性を素早くチェック。歪み挙動やステレオの狭さ、環境ノイズも再現できる。(audified.com, Plugin Boutique)
主な機能デバイス・シミュレーション(60+)/デバイス歪みモデル/環境ノイズ付加/Mono/チャンネル入替/片ch試聴/ステレオ幅調整Auto-AdvanceキャリブレーションGUIズームEditモードでボタン割当&ラベル/Web/iOS/Androidリモート操作 (Plugin Boutique)
代表的なカテゴリ(例)スマホ、ラップトップ、TV、タブレット、デスクトップSP、各種イヤホン/ヘッドホン、スタジオ小型SP、PAなど(一覧例はPB商品ページに掲載) (Plugin Boutique)
対応フォーマットVST3 / AU / AAX(64-bitのみ) (Plugin Boutique)
対応OSWindows 7以降(64-bit)macOS 10.11以降Intel & Apple Siliconネイティブ対応) (Plugin Boutique, Toolfarm)
必要環境目安ストレージ約120MB、RAM 4GB以上(目安) (Plugin Boutique)
リモート操作ブラウザ/iOS/Androidからプラグインを操作できるWeb Remote/RCを用意 (audified.com, Plugin Boutique)
ライセンス現在はAudifiedのオンライン認証方式(iLokからのライセンス移行を公式案内)。一部販売店表記もオンラインアクティベーション/同時1台に更新。※古い記事にはiLok記載が残るので要注意。 (audified.zendesk.com, Musikhaus Thomann, Gearspace)
価格(参考)公式定価 $99。2025/08/18–31はPlugin Boutiqueで$39セール(変動あり)。 (audified.com, Plugin Boutique)
初出2018年7月頃(取扱開始時期の参考記載) (Musikhaus Thomann)

なぜ導入したのか?- MixCheckerProの魅力 –

このプラグインがなぜ欲しくなったかというと…、ミックスの限界を感じたからです(笑)
クラウドで2mix音源を保存して、いろいろな環境で聴くようにしているんですけどね。
うまく言っている気がしなくて。

で、このプラグインなら、一気にいろいろな環境を再現してくれるから、客観的なミックスをしやすいかなと思って。

使ってみてどうだった?- MixCheckerProの使用感 –

直感的な画面!!

このMixCheckerProは、見た目はわかりやすいです。
ガジェットチックなUIで、ボタンが並んでいて何をすればいいのか一目で理解できます。
直感的なUIなので、迷うことはないでしょう。

普通はマスタートラックに挿して使います。
で、再現したい機器のアイコンボタンを押して有効になります。
わっかりやすーい\(^o^)/

ミックスを判断しやすい

MixCheckerPreのアドバンテージは、ワンタッチで再生環境を切り替えられるというところ。
見た目も、ヘッドホンの試聴ブースにありそうなスイッチングマシンみたいですよね(笑)

もちろん、完全にその環境みたいになるってことはありません。ぽいってところくらいかな?
けど、まずはMixCheckerPreの収録環境でも聴くに耐えるミックスやマスタリングをすることが大切。
簡単にいろいろな環境に切り替えて、自分のミックスを聴くことができる数少ないプラグインです。

曲のコピーの場合、オリジナルと何回も切り替えて聴くことで違いや問題点も浮き彫りになってきます。
やっぱりプロのミックスだとどんな環境でも聴けるんですよね。
その違いを感じ取るとミックスの腕も上がるんじゃないかと思います。

ノイズ環境など過酷な環境でのリスニングもチェックできる!

このMixChecker Proですが、なんと変態チックな過激なミックスチェックもできます!
モノラルはもちろん、「街の雑踏」などのノイズ環境歪みを加える環境などの機能はあります。
ちょっとSM変態チックですが、製品の耐久試験みたいで興奮します。(興奮するなよw)

邪道な使い方になりますが、これって曲のイントロに入れる環境音としても使えるんじゃないかな?

エフェクターにも使える!

使っていて思ってたのですが、これ普通にエフェクターとしても使えるんじゃないのかな?
ラジオサウンドにしたり、そういう環境を演出したい時に気軽にポチッポチッっと設定できるじゃないですか。

面白い機能も多い!

このMixCheckerProって、なかなか面白い機能が多いです。

なかでもAuto機能は便利。
これは一定時間で再生環境のボタンが切り替わっていくという機能。
ぼーっと客観的にミックスチェックができるます!

ボタンに登録できる環境はたくさん!

この画面の見た目から、12個しかプリセットないんでしょ?と思われがちですが、そんな事はありません!

環境設定画面から、ボタンに割り当てる環境を設定できるのです!
体感100プリセットはあると思います(笑)

設定画面。プルダウンでめっちゃ設定できる!
MixChekerProの上部画面。地味に便利な機能が並ぶ。

他のグレードもあるよ

実は、MixChekerProにはグレード違いがあるのです。
シンプルな無印→MixChekerPro→MixChekerUltraとあります。
一番コスパと実用性が高いのは、このProグレードだと思うのです。

項目MixChecker(無印)MixChecker ProMixChecker Ultra
想定用途クイック参照本格的な翻訳チェック参照+分析まで一体化
デバイス数1260+90+
背景ノイズありあり
分析メーターLoudness / Dynamics / Spectrum / Stereo / Goniometer
IRインポートIR(WAV)を読み込み可
リファレンスプレイヤー内蔵プレイヤー(WAV/MP3)
リモート操作iOS / Android / WebiOS / Android / Web
カスタム(ボタン並び替え/割当)あり(Edit/ラベル変更等)あり(プリセット管理も強化)
プラグイン形式 / OSVST3/AU/AAX / Win7+・macOS10.11+(64bit)系同左同左

さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
MixChekerProのレビューをしてきましたがいかがでしたか?

僕は、マスターに必ず挿すようになって、これがないとダメな体になりました…あなたもお気をつけください(笑)

ミックスのチェックならおまかせ!いろいろな環境での再生をワンタッチで再現♪

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