【レビュー】あの「スケールでEQ」のScaler EQが進化してScaler EQ Proに。旧Scaler EQユーザーが使い込んで比較してみた結果

こんにちは!あんどりゅーです😊

Scaler EQ Pro始めました…というと冷やし中華みたいですが(笑)
まぁ、そんなノリで使い始めました。

というわけでこの記事では、前作のScaler EQを愛用していた僕がScaler EQ Proにアップグレードしてしてどんな使い勝手だったのかをレビューしてみましょう。

先に公開したプチレビューはこちら。まずざっくり知りたい方はどうぞ。

キーやスケールを意識してEQできる“音楽的EQ”がProに進化。MIDI Live ModeやBass/HF Compressor、Continuous Gain Matchまで追加され、EQなのに演奏までできちゃう変わり種。さりげない変化が積み重なると化けるタイプのプラグイン。
目次

Scaler EQ PROレビュー

まず、結論。
Scaler EQ Pro、めちゃくちゃ仕上げてきましたね(笑)
めちゃくちゃカッコよくなっているし、機能も使い勝手も良くなっています。

まずはUIを御覧ください。
前作と並べてみましたが…ぜんぜん違うやないかい!
なんかカッコよくなりすぎて、整形疑惑もでてきました(んなアホな(笑))

では、メイン画面を見てみましょう。
下の画面を見てください。
あぁ、カッコいい…。プラグインのデザインも創作意欲につながるので重視する派なのですが、痺れますね。

EQのカーブもカッコよくなりましたが、スペアナがまた滑らかになったんですよ。
前作のスペアナは、お世辞にもカッコよくありません。
なに?8bitPCで描画したの?ってくらいです(言い過ぎ(笑))
それに比べ、Scaler EQのスペアナは、滑らかでカッコよろしい。

あと、Scaler EQの特徴的なEQの「ハーモニックEQ」もわかりやすくなりました。
前作では、踏んだら痛そうでしたがScaler EQ Proでは、ちゃんと黒鍵と白鍵の対応がわかりやすくなりました。

2345番がハーモニックピーク。デフォルトでは、ブーストはスケール内、カットはスケール外に自動的に切り替わる「Flip Harmonics」機能がオンになっています。

あ、そうそうScaler EQ Proの基本的な使い方を言ってなかったですね。
使い方自体は、前作と同じで、DetectKeyボタンを押して曲のキーを読み込ませます
(手動設定も可能。GLOBALスイッチがオンならば、EQポイント全てに適用されます。)
で、普通のEQみたいに操作すればいいです。

で、勘のいいあなたは気づいたかもしれません。
「転調の時はどうすれば…(遠い目)」

もちろん、その時は転調のタイミングで手動で設定を変える!
んなわけはなくですねぇ(笑) 3つのスロットにキーを設定しておいて、DAWでオートメーションする感じです。
(え?3つ以上の転調をしたい?そういう変態さんは困ったもんですね(笑))

EQ部分は、6バンド。もちろんスペアナエリアでも操作できます。
で、機能的にはステレオ以外にMid/Sideにも対応。これは今では最低限装備しておきたい機能でもあります。

もちろん、ダイナミックEQにも対応しています!なので、守備範囲は広いようです。
が、ここで注意がいりますよ。
このダイナミックEQは、サイドチェインにも対応していますが、ダイナミックEQはどちらかにしかできないようです。(上部のSCボタンがどうやらみんなに効く)
これは少し不便ですね。

EQのカーブの種類は13種類に対応。ScalerEQというと、Harmonic Peakだけと思ってませんか?
普通にEQもできるんです。これなら、普段使いのEQとしても導入してもいいと思いますよ。

ちなみにMagic Low Shelf/Magic High Shelfも注目です!ブーストカットを低域・高域でイメージャー的な挙動をするんですよ。
これは使い倒したい機能ですよ!

種類ブーストカット
Magic Low Shelf低域のMidを
強めに上げる
低域のSideを
強めに下げる
Magic High Shelf高域のSideを
強めに上げる
高域のMidを
強めに下げる


EQ以外にも、気の利いた機能があるのがScaler EQ Pro。
それらの機能は、画面下部にまとまっています(下画像)

機能の一覧を表にしてみました。
これらの機能ってよく使うけど、専用のプラグインを使うほどではないって感じですよね。だから、EQはこれ一本って普段使いもできそうです。

機能用途・使いどころ
Bass Compベースコンプ。低域を圧縮し、膨らみすぎる低音を抑える。
HF CompHF コンプ。高域を圧縮し、耳に刺さる音を落ち着かせる。
Mono Freqモノ周波数。指定周波数以下をモノラル化し、低域を中央にまとめる。
Stereo Widthステレオ幅。ステレオ幅を広げたり狭めたりして、広がりを調整する。
入出力Limiterリミッター。大きな入力やEQのブーストによるピークを抑える。
ScalerEQ Pro画面下部。ちょい使いしたい機能が詰まっている!

その他レビュー

では、その他のレビューも見てみましょう!

プリセットは?

プリセットは数百種類。EQなら必要十分だと思います。
使いやすいプリセットブラウザも装備されているから、プリセットでコツを探るのはいいかもですね。
Scaler EQって特殊ではありますから。

プリセット画面。こちらもかなり強化されている!Scaler EQの使い所が分からない人は、プリセットで試してみよう。

4K画面での最拡大はどこまでいくかな?

4K画面(スケーリング100%)でどこまで拡大できるかみてみましょう!
結果は下の画像です。まぁまぁ、画面いっぱいには拡大できますね。
これくらいあれば、作業に困ることはないでしょう😊

CPUの負荷は?

次に気になるのはCPUの負荷。いつも通りStudioOneのパフォーマンスモニターで見てみましょう。(↓画像)

僕の環境での数値としては、2とか3なので、EQとしては負荷があるけど、まぁ軽めの音源くらいかな?って感じです。

改善してほしいポイントは?

最後に実際に使ってみて、ここ改善してほしいなぁっていうポイントを挙げてみます。

と言っても、2つだけ。

ひとつはEQパラメーターをもっとホイールで調節できるようにしてほしいですね。
ホイールでQは調節できるのですが、CtrlやAltとホイールでゲインなども調節できるようになるともっと快適かな。
(Fabfilter Pro Qシリーズで慣れているので)

もうひとつは、キーを設定するスロットを5つくらいあるといいかも。
今時の曲は転調することよくあるんですよね。
転調が多い曲だと、「あ、今回はScaler EQはやめとくか」っていう判断になりやすいので…。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます!
Scaler EQ Pro、かなり気になりましたか?
前作のユーザーは仕上がったUIにまずはテンション上がることでしょう😁
新規さんも、まずは普通のEQとして使ってみたり、プリセットを当ててみると作品への生かし方が見えてくるはず😊

なーんか、EQがしっくりこないなぁって時に試してみてくださいね💪

キーやスケールを意識してEQできる“音楽的EQ”がProに進化。MIDI Live ModeやBass/HF Compressor、Continuous Gain Matchまで追加され、EQなのに演奏までできちゃう変わり種。さりげない変化が積み重なると化けるタイプのプラグイン。

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