【レビュー】MiniVerse(旧Minimode)はぶっとい音でぶりぶりシンセベースしたくなるヤバいヤツや!!【音源あり】-Cherry Audio-

こんにちは!あんどりゅーです。
先日、Cherry AudioのMinimodeをゲットしてかなりいい手応えだったので、レビューしてみたいと思います!

このCherry Audioというメーカーは、数々の伝説のシンセをプラグインかしていて、その評判もいいのです。
それはこのMinimodeを使ってみてわかりました(*´ω`*)

なので、レビューいってみましょう♪

※MinimodeはMiniVerseに名前が変わったようてすよ。

mini moogを感じてみないか?ごきげんシンセベースもいいぞい♪
目次

往年の名アナログシンセ Minimoog model Dのエミュレートしたシンセ!

軽くMinimodeがどんなプラグインなのかご紹介しておきましょう。

このMinimodeは、アナログシンセ「Minimoog model D」をエミュレートしたシンセです!
Minimoogは1971年に発売された伝説のアナログシンセ。
クラフトワーク,ハービー・ハンコック,リック・ウェイクマン,ピンクフロイドなど大御所アーティストの作品にもふんだんに使われました。
この頃は、シンセといえばタンスのようなモジュールシンセだったのに、それを持ち運べる大きさにしちゃったんだから、革命的だったらしいですよ。

ちなみに復刻版のハードでも40万円以上する代物です!

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ちなみにこのMinimodeはMinimoog model Dの名称を縮めてもじったんでしょうネ…と思ったのですがMemoryMoog版がMemorymodeなんでそういうわけではないようですね(笑)

Minimode レビュー(サウンド編)

ではまず気になるサウンドのレビューいってみましょう!

音がぶっとい。無骨な感じ。

まずMinimodeの音について触れたいのですが、この動画の公式サンプル曲を聴いてみてください。

どうでしょうか?
めっちゃイカすMoogサウンドですよね!
シンセベースもシンセリードもぶっとい!!
痺れちゃいますw

というわけで、僕もほぼMinimodeで適当DTMでデモ曲を作ってみましたよ。

作成したMinimodeのデモ曲。ドラム以外はMinimodeです。ミックスプラグインは不使用ですよ。
以下はトラックごとのパラデータです↓
シンセベースのプリセット「Red Eye Bass」。ぶっといですよね!!
シンセブラスのプリセット「Octave Brass」。モジュレーションレバーでフィルターを開いています!
シンセリードその1「A Little Noisy」。エグみのあるシンクリード!ディレイをつけるともっといいかも?
スクエアリード「Hollow Lead」。意外にこれ系もいけるんですよね~
シーケンスフレーズのプラック「Imperfect Pluck」。これもですねぇ、いい味出してます!

いかがでしょ?
そんじょそこらのソフト音源では出せない出音ですよね?

プリセットの数も量も十分!

Minimodeのプリセットは、200以上のプリセットがあります。
もちろんオリジナルのMiniMoogは、純粋な旧式なアナログシンセなのでプリセットがないです。
というわけで、Cherry Audioオリジナルのプリセットになります。

まぁ、プリセットは200あれば充分でしょう。
つまみの数が少ないので、プリセットからなんとなくつまみをイジって調整するという使うってことになると思いますし。

プリセットは、カテゴリー分けやフェイバリットもちゃんと対応していますよ。

オリジナルにはない16音ポリまでの対応!

オリジナルのMinimoogは、最大同時発音数1音のみのモノフォニックシンセなんですが、このMinimodeは16音ポリまで対応できるんです!(オリジナルなら16台並べなければ実現しない!!(笑))

なので、オリジナルでは不可能なデラックスなポリシンセやシンセブラスもできちゃいますよ!
もちろん、モノフォニックにも設定できるのでオリジナルのMinimoogの風味も堪能できます😊

復刻版の追加機能はない

実は、Minimoogオリジナル版はLFOを使う場合オシレーター3を代用します。
その時はオシレーター3をオシレーターとして使えなくなります。
(つまりオシレーター2つまでしか使えなくなる)

Minimoogは復刻版があるのですが、それには単独のLFOがあります。
LFOを使う音色でも3オシレーター使えるんです。

ですが、このMinimodeはあくまでもオリジナル版を再現したので、単独のLFOはないです。

まぁ、LFOを使う音色は限界があるってことですが、これがオリジナルの味でもあるのかもしれません。

空間系エフェクターがないのでこれだけだと遊びにくい

あくまでもビンテージのMinimoog model Dの再現なので、エフェクターも付いていません。
シンセリードなどは空間系エフェクト(ディレイなど)があると「映える」んですが…
単独で遊ぶには少し物足りないかもですね。

ディレイなどのプラグインをインサートして遊ぶと楽しいかもですね~

Minimode レビュー(機能・使い勝手編)

では、Minimodeの使い勝手や機能はどうなんでしようか?
シンセの使いやすさも重要なファクターですからね~😁

スケーリングが結構できる!

大画面の時に拡大できると見やすくていいですよね。
Minimodeでは、フルHD以上の拡大(スケーリング)はできますよ。
4Kでフルまではいけないけど、必要十分です!

4K画面でもこんなに拡大できます!これはがんばってますね~

がっつり集中して音色づくりできる「FOCUS MODE」

実はこのMinimodeは、FOCUS MODEという変わった機能があります。
それはなにかというと、拡大してツマミをじっくりできる機能なんですよ。

これ単なる拡大じゃなくてウインドウでスクロールできるようになるというのがミソ!
なるほど、これなら他の画面の邪魔にならずに集中できますね!

FOCUS MODEの画面。これだけ部分的に拡大できると捗りますよん

オーバーサンプリング対応!

なにげに気の利いた機能だと思うんですが、オーバーサンプリングに対応しています!
まぁ、詳しい意味はわからないですが、内部のサンプリングレートをあげて音を良くしたりノイズを減らすモノと推測!(推測ってw)

x4まで対応しているのですが、普段はノーマルの1xで大丈夫だと思いますよ。
オーディオ化する時に4xにしてみるのもありかも。

負荷は普通だがしかし…

負荷は割と普通です。DTM用に強化しているPCなら普通に使えると思いますよ。
僕のPC(Ryzen2700x)では、普通に軽いプラグインとして使っています。

ただし、前述のオーバーサンプリングを使うとエグいです。。。
4xになると負荷めっちゃ持ってかれます(笑)
前述の通り、オーディオ化する積極的に利用したいですけどね。

インストールとライセンス

Minimodeのインストールは、メーカーのインストーラーは不要で直接インストールになります。

導入の流れ

STEP
Pluginboutiqueで購入

Pluginboutique(プラグインブティック)に行き購入します。海外サイトですが、日本円表示もされポイントも貯まるのでオススメです。

STEP
メーカーサイトのアカウント作成&ダウンロード

PluginboutiqueのマイアカウントページでMinimodeのダウンロードをクリックするとメーカーサイトに飛べます。
Cherry audioのアカウント作成、シリアルナンバーを入力、インストーラーのダウンロードをします。

STEP
インストール、DAWでスキャン

インストーラーよりPCにインストールします。
DAWが認識できるパスにVSTを指定します。
そして、DAWでスキャン!

STEP
初回起動でアクティベーション

DAWのトラックでMinimodeを立ち上げると、初回は認証が求められるのでCherry audioのアカウントのログイン情報を入力します。

認証が成功するとアクティベーションが完了するので、めでたく導入完了です!
思いっきり遊びましょう(笑)

ちなみにライセンスですが、メーカーサイトでの認証でしたよ。
1ユーザーで複数台使えました。PCの認証は必要ですけどね~
モバイルDTMでも使えそうなので、これはいいですね~

最後に

MinimoogのモデリングプラグインのMinimodeのレビューをしてきましたが、このプラグインヤバいです。
EDMシンセや総合音源出ない出音がするので、らしさを追求したい人にはいいかも。

ていうか、あまり人に教えたくないな。
あんどりゅーの主力になるかもしれないシンセですから(笑)

ではまた~(*´ω`*)

mini moogを感じてみないか?ごきげんシンセベースもいいぞい♪

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