深夜の2時間DTMで使いやすいミックスプラグインまとめ|短時間で仕上げる時短プラグイン8選

こんにちは!あんどりゅーです!前回は「深夜の2時間DTMで実際使ってオススメだった音源」をまとめましたが、今回はそのミックスプラグイン編です。

僕は2018年から深夜の2時間DTMに参加し、1年で100曲、さらに半年皆勤も経験しました。実際に時間制限の中で何度も曲を作ってきて感じるのは、2時間DTMでは「いいプラグインをたくさん持っていること」より、迷わず使えて、短時間で結果まで持っていけることの方がずっと重要だということです。

深夜の2時間DTMでは、作曲だけでなくミックスに使える時間もかなり限られます。普段のようにEQ、コンプ、サチュレーター、空間系……とプラグインを何個も比較していると、それだけで時間が溶けてしまいます(笑)

そこで今回は、僕が実際に使ってきたものを中心に、「2時間で曲を完成させる」ために使いやすいミックスプラグインを、チャンネルストリップ・AIアシスト系・バス/マスター系・その他の4ジャンルから各2つまでに厳選しました。高機能かどうかではなく、下ごしらえ・補正・仕上げ・確認をどれだけ迷わず進められるかを重視しています。

ちなみに、2時間DTMを100曲やったときの感想や攻略法、半年皆勤したときの記録も残しています。机上の時短論ではなく、実際に時間切れと戦ってきた経験をベースに選んでいます(笑)

目次

まずは結論!2時間DTMで使いやすいミックスプラグイン8選

ジャンルプラグイン選考理由
チャンネルストリップSSL Native Channel Strip 2EQ・コンプ・ゲートまで1画面で下ごしらえ。愛用しているコンソール系チャンネルストリップがあれば代用OK
チャンネルストリップScheps Omni Channel 2De-Esserやサチュレーションまで含め、1本でもう少し幅広く処理したいときに便利
AIアシストNeutron 5Mix Assistantで出発点を素早く作れる。10個のコンポーネントを単体プラグインとしても使える
AIアシストsmart:chainEQ・コンプ・ゲートなどをまとめて解析し、下ごしらえの初期値を素早く作りやすい
バス・マスターOzone AdvancedMaster Assistantでマスターの出発点を素早く作れる。Advancedなら各モジュールを単体でも使える
バス・マスターCLA MixDownロック/ポップ系の押し出しとまとまりを、少ない操作で素早く作りやすい
その他MixChecker Proスマホや小型スピーカーなどを疑似再生して、書き出し前の事故を短時間でチェックできる
その他sonible pureシリーズAI解析と少ない操作で結果まで持っていきやすく、細かい設定に時間を使いたくないときに便利

チャンネルストリップ|まずは下ごしらえを1本で済ませる

2時間DTMで最初に重視したいのが下ごしらえです。ゲイン、不要な低域、軽いEQやコンプを整えるだけでも、曲全体はかなり聴きやすくなります。ここでEQ、コンプ、ゲートを別々に選ぶより、1本のチャンネルストリップで済ませた方が速いです。
チャンネルストリップをまだ持っていない人は、本番の制作でも強力なプラグインなのでオススメですよ。

SSL Native Channel Strip 2|使い慣れたコンソール系で素早く整える

SSL Native Channel Strip 2は、フィルター、4バンドEQ、コンプ、Gate/Expanderを1画面で扱えるので、各トラックの下ごしらえを短時間で済ませやすいです。ただし、ここで大事なのはNCS2そのものを使うことではありません。普段から愛用しているコンソール系チャンネルストリップがあるなら、それでOKです。2時間DTMでは機能差よりも、迷わず触れることの方が重要だと思います。
まぁ、Native Channel Strip 2はかっこよくてテンション上がるから使っているんですけどね(笑)

Scheps Omni Channel 2|1本でもう少し幅広く処理したいとき

Scheps Omni Channel 2は、定番のEQ・コンプ・ゲートに加えて、De-Esserやサチュレーション系まで1本に入っています。コンソール系の基本処理だけではなく、もう少し幅広く音を整えたいときに1本で済ませやすいから強いんだなぁ。プラグインを次々挿していく時間を減らせるのが2時間DTM向きです。

※レビューは前作のものになります。

AIアシスト系|迷う時間そのものを減らす

AIアシスト系の強みは、「全部お任せ」ではなく、最初のたたき台を短時間で作れること。2時間DTMではゼロから設定を考える時間を減らし、気になるところだけ自分で直す使い方が向いています。

Neutron 5|AIアシスト+10個の単体プラグイン

Neutron 5はMix Assistantからトラックに合わせた処理の出発点を作れるのが大きな魅力。さらに本体だけでなく、10個のコンポーネントを単体プラグインとして個別に使えるのもポイントです。2時間DTMではAIで時短し、普段のミックスではEQやコンプ、Clipperなど必要なものだけ個別に使う。1本買って終わりではなく、道具箱として使い回せるお得感があります。

smart:chain|下ごしらえの初期値をまとめて作る

smart:chainは、EQ、コンプ、Gate、Rider、De-Harshなどを1つにまとめたAIチャンネルストリップ。複数の処理を一度に解析して、まず使える状態まで持っていきやすいのが魅力です。2時間DTMでは細部を追い込むより、下ごしらえの初期値を素早く作る用途がハマりやすいと思います。

バス・マスター系|最後の仕上げを短時間で

最後に時間がなくなるのも2時間DTMあるある。バス・マスター系は、細かく追い込むというより短時間で曲としてまとまりを付けるために使います。

Ozone Advanced|AIマスタリング+単体モジュールのお得感

OzoneはMaster Assistantを使って、マスターの出発点を短時間で作れるのが強み。さらにAdvanced版ならEQ、Dynamics、Exciter、Imager、Maximizerなどのモジュールを単体プラグインとしてDAWで使えます。2時間DTMではMaster Assistant、普段の制作では必要なモジュールだけを個別に使えるので、「マスタリング専用」で終わらないところも魅力です。

なお、単体モジュールとして使えるのはAdvanced版。ここは購入時にエディションを間違えないように注意したいところです。

CLA MixDown|ロック/ポップを素早くそれっぽく

Waves CLA MixDownは、コンプ、EQ、コンソール的なドライブ感をまとめて扱えるミックスバス向けプラグイン。特にロックやポップ系で、押し出しとまとまりを少ない操作で作りたいときに使いやすいです。2時間DTMでは、細かくバス処理を組む代わりに「この方向へ持っていく」と決めてしまえるのが強みですね。

その他|最後のひと押しと事故防止

最後の2つは、EQやコンプとは少し違う視点で選びました。どちらも「音を作り込む」というより、時間を使わずに結果まで持っていくためのプラグインです。

MixChecker Pro|書き出し前の事故を短時間で確認

MixChecker Proは今回のちょっとした盲点枠。スマホ、ノートPC、小型スピーカーなど、実際のリスナーが使いそうな再生環境を疑似的にチェックできます。2時間DTMではヘッドホンやいつものモニターだけで急いで書き出してしまいがちなので、最後に数分だけ確認して大事故を防ぐ用途にかなり相性がいいと思います。

sonible pureシリーズ|細かく考えず素早く処理したいとき

sonible pureシリーズは、pure:comp、pure:verb、pure:limitなど、少ない操作とAI解析で結果まで持っていきやすいシリーズです。2時間DTMでは「コンプのアタックを何msにする?」と細かく悩むより、まず曲を完成させる方が大事。必要な処理だけpureシリーズでサッと済ませる使い方が合います。

2時間DTMでは「使い慣れている」が最強かもしれない

ここまで8つ紹介しましたが、2時間DTMでは新しい高機能プラグインより、普段から使い慣れたプラグインの方が速いことも珍しくありません。特にチャンネルストリップは、NCS2にこだわる必要はなく、自分が迷わず触れるコンソール系があるならそれが一番です。

大事なのは、プラグインをたくさん使うことではなく、下ごしらえ、必要最低限の補正、バス/マスター、最後の確認を短時間で済ませること。この記事も実際の2時間DTMで使いながら、もっと速い組み合わせが見つかったら育てていく予定です。

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