こんにちは!あんどりゅーです。
DTM…というかプラグイン楽しんでいますか?(末期)
前回のujamのSparkle2に引き続き、IRON2を入手してしまいました。
えぇ、プラグイン中毒です(笑)
前作の初代IRONは持っていたのですが、IRON2のサウンドを聴いて猛烈に物欲がわきました。
で、使っているのですが、かなり感触がいいのでレビューさせていただきます!
初代IRONとの比較もあるので、初代ユーザーも必見です(多分)。
では、DTMあんどりゅーのIRON2レビューいってみましょ!
IRON2とは?
まずは、簡単にIRON2の概要を説明しておきましょう。
初見の人もいると思いますから。
IRON2は、Virtual GuitaristシリーズIRONがバージョンアップしたもの。
(未だに気を抜くとアイロンと読んでしまう高学歴(高卒)あんどりゅー)
先日レビューしたSparkle2と兄弟音源です(〇〇兄弟ではないですたぶん)
なにをかくそう、Sparkle2が良かったからIRON2を導入しましたw
【音源あり】ujam 「Sparkle2」 レビュー!カッティングギター?これにまかせちゃいなよ\(^o^)/【新製品】
IRON2はシリーズの中でも特にRockに特化したギターバッキング音源。
なのですが、個人的には一番良く使われるいわゆる歪みギターサウンドなので、どんな楽曲でも使いやすいと思いますよん。
バージョン1との違いは?
初代IRONを持っている人が気になるのは、その差異でしょう。
サウンドについてはまた後で話しますが、機能的にもかなり進化しました!
いくつか進化ポイントはありますが…
- INSTRUMENTモード
- MIDIエクスポート機能
特にこの2つは強力です!
あと、サウンドやパターンは初代IRONの焼き増しではないのでご安心ください女王様。
【ujam VirtualGuitarist】 IRONはかんたんおいしいギター音源!【レビュー】
IRON2レビュー!サウンド編
では、IRON2のレビューいってみましょ~
まずは一番に気になっているであろうサウンド編からです😊
音質・出音は初代より向上!
DTMで音源を使うのに一番気になるのは、やっぱりサウンドですよね?
初代IRONは正直打ち込み臭さがありました。
(発売当初は革新的な音源だったからサウンドがしょぼいのは仕方ない…)
けど、IRON2は正直別物ですね。
これだけで2を導入して良かったと思うくらい!
初代IRONは、デモやスケッチで使えれば便利かなといった程度。
(がんばれば完成でも使える)
IRON2はそのままミックスまでもっていける音だと思います。
ギター音そのものもエフェクターもそれだけ進化しています。
とはいえ、簡単にハマる音やパターンが見つかるわけではないですけどね。
ハマると超気持ちいい!…ですがw
あとWidthツマミもいい感じです。
幅を広げるというか、いわゆるダブリングってやつになるつまみです。
単に音像が広がるってだけでなく、左右でタイミングが自然にズレて左右で本当に違うテイクでRecしたみたいです\(^o^)/
まぁ、このサウンドなら、腰を据えてさらに高みを目指せる感じになりました。
プリセットも幅広くなった!
IRON2はプリセットも幅広くなりました。
ジャキジャキの歪みから、クランチのグッとくるバッキングまでどんとこい!って感じです。
とにかく聴いていて気持ちいい音が多いです。
エフェクターが充実したのもあって不思議な雰囲気のPADや効果音も収録されています。
楽曲にアクセントを加えたいときにも使えるでしょう。
ノリの調節は必須かも
こういうパターンをプレイする音源はみんなそうですが、はやりノリの調節は必要ですね。
軽いスケッチ程度なら調節なしでもいいと思いますが。
IRON2では、プッシュ・プルのFeelやスイング、ヒューマナイズも調節できます。
これらを使ってノリや楽曲のジャンルに合わせて調節してあげるとワンランク上の世界に行けるでしょう(笑)
サウンドデモ!
というわけで、IRON2を使ってデモ曲を作ってみました。
この製品のレビュー記事や動画を見ているとどうもRockなバンドサウンドばかりなので、得意なダンスサウンドで仕上げてみました。
恥ずかしいですが、聴いていただければと(笑)
IRON2レビュー! 使い勝手編
それではIRON2の使い勝手について実際に使って感じたことを書いていきましょう\(^o^)/
2つのモードで柔軟に音楽制作できる
IRONが2に進化して一番嬉しいのがInstrumentモードが搭載されたところ。
初代でもギターサウンドのパターン的なのはできるのですが、痒いところに手が届かない感がありました。
おかず的にイジりたくてもできないとか。
けど、IRON2なら大丈夫!
Instrumentモードにして0からフレーズを作ることができます。
または、PlayerモードのフレーズをDAWにエクスポートしてそれを元にフレーズを作り直すこともできます。
(しかもIRON2の鍵盤からドラッグ・アンド・ドロップだけの簡単エクスポート)
これならPlayerモードでスケッチして、Instrumentモードで作り込むという柔軟な作業もできますよ!
ギターソロはできない
今回、インストモードが追加された!ということでギター・ソロできるかと期待してました。
(あなたもですか?(笑))
けど、そうは問屋は卸さないようです(;・∀・)
フレーズは作れるのですが、そもそもアーティキュレーションにギター専用音源には絶対ある
ハンマリングオン
プリングオフ
チョーキング系
ビブラート
…などのギター奏法がないんです!!
だから、ギターソロは無理かなぁ。
あくまでもギターのバッキングに特化した音源ってことですね。
とはいえ、パワーコードやバッキングのフレーズは自在にできるので心強い相棒になることでしょう!
キーマップがワンタッチでわかる
キースイッチを使う音源って、どのキーがどのアーティキュレーションかって分かりづらいですね。
なんクリックも階層に潜らなきゃいけなかったり、文字が小さかったりします。
そういう時って、わかりやすくキーマップを一発で表示してほしいなぁって思ってました。
その点IRON2は気が利いています!
メイン画面の右下の方にあるKeyboardの表示をクリックするとキーマップを表示してくれます!
それぞれのモードのキーマップがわかりやすく表示されますし、表示しながらの操作も可能です。
(Sparkle2もそうでした)
これは、すばらしい心づかい!
ただ英文なのが残念ですが、まぁ分かるんでヨシっ😊
音域の広い鍵盤があると便利
プレイヤーモードでパターンを探すときって、鍵盤で弾いて探すと便利なんです。
しかし、キースイッチが多いのもあって、鍵盤数の少ない鍵盤ではカバーできないので面倒になるかもです。
(ある程度はトランスポーズ機能でカバーできるでしょうけど)
僕は76鍵のシンセ(FA-07)を入力用にも使っているのですが、それでも低域が足りないです。
キースイッチ最低音がC0にあるので88鍵の鍵盤だとかなりはかどると思います。
拡大は、まぁ…いいんじゃないですか?
4KモニターDTMerのあんどりゅーさんは、拡大にうるさいです(笑)
というわけで、IRON2の拡大をみてみましょう。
うーん、やっぱフルHDサイズまでですねぇ。
(Sparkle2もそうだったから分かってたw)
とはいえ細かいパラメーターはないから、4K画面でも困ることはないかなぁ。
負荷は重い
負荷はですねぇ、残念ながら重いです。
StudioOneのパフォーマンスモニターでもAvengerよりも重かったです。
(AvengerはSQカテのプリセットで複数パート鳴らしていたのに…)
初代IRONの負荷も見てみたですが、数値上ではIRON2の半分くらいでした。
やはりIRON2はエフェクターが充実したのが大きいでしょうか。
立派なアンプシミュレーターが入っているのと一緒ですからね。
(アンシュミプラグインって負荷高めですからね)
環境によっては、初代みたいに気軽には使えないかもです。
その他の使い方を画像でこっそり教えちゃいます
IRON2レビューの〆
IRON2を自分の楽曲で使い始めていますが、いやぁ~めっちゃ楽しいです♪
やっばりギターサウンドがかっこいいと楽曲のクオリティーも全然違いますね!
感想をコメントしていただけるとありがたいです\(^o^)/