ZENOLOGY PROレビュー|Roland謹製3000プリセット装備の超即戦力音源なワケ

こんにちは!Rolandサウンド大好きあんどりゅーです!
いかがお過ごしですか?

今回は、物欲記事でも書いたZENOLOGY PROをゲット!
このZENOLOGY PROは、Rolandの総合音源プラグイン。で、使ってみた結果…これっ、超即戦力音源じゃん!だとわかったので、そこを中心にレビューしていきます!

Rolandサウンドの無限の可能性に触れてみないか?
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目次

まずは結論

結論。

ハードシンセの有名メーカーRolandサウンドと圧倒的プリセット数で頼りになる総合音源!

ZENOLOGY PROの初期画面です!ちなみにゼノロジーって読みますよ…ってわかるか(笑)

ZENOLOGY PROが超即戦力音源だと感じたワケ

では、まずZENOLOGY PROがなぜ即戦力音源かを紐解いていきましょう。

その1 約3000プリセットがスタンバイ

まずは、プリセットの量。なんと約3000プリセットあります。1バンク128プリセットのシンセで換算すると23.4バンク相当!メガ盛りですね(笑)

これを全部プレビューしましたが、空き時間にやったら1ヶ月くらいかかりました😅
それだけ十分なボリュームのプリセットがあるというわけです。
ちなみに一気にプレビューしても、1プリセット10秒として単純計算で8時間もかかります!!(これは1日の労働に匹敵!?(笑))
それほどたくさんのプリセットがありますが、まだ欲しがりますか?(笑)

これがまたアコースティックからエレクトリック系まで守備範囲が広いんですよ。だから、デフォルト音源に丁度いいんですよ。
まずZENOLOGY PROを立ち上げて、曲を作る。そして、適宜他の音源と差し替える…といった実用的な使い方もできます。
ね?即戦力でしょ?

その2 欲しい音にアクセスしやすい

いくらプリセットが充実していても探しにくかったら意味がありません。RolandのXV-5080などのPCMシンセ復刻プラグインは、プリセットブラウザが使いにくかったので心配している同志もいるでしょう(笑)

けど、その点大丈夫です。かなり強力なプリセットブラウザがあり、目的のプリセットにたどり着きやすいです。
プリセットも上下の矢印キーで素早く切り替えができます。かなりストレスなく音楽制作に没頭できますよ。
(右手に鍵盤、左手矢印キーを交互に繰り出せば、高速プレビュー可能(笑))

もちろん、必要とあればエディットもディープにサポート。Rolandのハードシンセと同様に音作りできます。
ほら、即戦力でしょ?


プリセットブラウザ。大画面でプリセットを一望でき使い良いです。

その3 ハードシンセ採用の実用的サウンド

実は、このZENOLOGY PROはRolandのハードシンセに由来のプリセットが多いです。
ていうか、大半は僕が持っているFantom-07にも搭載されているプリセットでした。1
ということは、ハードシンセにも使われでいるクオリティーの音色がDAW上で扱えるってことです。
もちろん、出音はまったく同じではないですが、そこまで遜色はないと思います。

Rolandのシンセサウンドって、どんどんパートや音を重ねやすいんですよね。音がケンカしにくいって感じで。
だから、閃いたフレーズをどんどん重ねていけます。

あと、90年代以降の音楽シーンを支えたRolandのPCMサウンドも継承しているから、実用性もバッチコイです!!
ほら、即戦力でしょ?

その4 Rolandのハードシンセとの音源互換性で運用しやすい

で、もっとスゴいのは、Rolandの対応ハードシンセとプリセットの相互互換性があるということ。
つまり、ハード⇔Zenologo PROでプリセットのやり取りができるってこと。

これができるとこんな事ができちゃいます。

  • DAW上で、とりあえずZENOLOZY PROで作って、Fantom-0と差し替えて完成版に。
  • ライブの音色をZENOLOZYで作り込んで、ハードシンセにインポート!

こんな感じに作業分担できるから、Rolandシンセを持っている人に超おすすめです!

ほらほら、即戦力でしょ?(笑)

各バンクの由来は?現行ハードシンセとの互換プリセット多し!

実は、ZENOLOGY PROって、現行ハードシンセとバンク単位で掲載プリセットの並びが一緒なんです。
ナンバリングも同じだから、ハードシンセのプリセットも探し当てやすいですよ。これが。

というわけで、下の表にプリセットのバンクの由来一覧をまとめてみました。
ハードシンセがメインのRolandだけあって、現行のFantom-0シリーズと共通バンクやプリセットが多かったです。
Fantom-0のZen音源は全部入っている気がします。(SuperNatural音源は非対応)

ただ、エフェクターや出音の関係でそのままというわけではないですが、近いサウンドにはなっていると思いますよ。
直接聴き比べなげば、わからないくらいではないでしょうか?

ということは、僕みたいにFantom-0を持っている人に特におすすめなんですよ。
DAW上のZENOLOGY PROのプリセットで曲を作って、必要ならハードシンセに差し替えるといった実用性のある便利なオペレーションもできちゃいます。
これは、他のメーカーではなかなかできないのではないでしょうか?

BankBank名収録プリセット数説明Fantom-0シリーズ
AFactory Presets182初期プリセット。シンセ系メイン。DTM向けにドライなサウンド。PR-Aバンクの一部
BAX Collection451ショルキーのAXシリーズのプリセット。PCM系など幅広い音色あり。ショルキー出身だから、リードギターやリードシンセ多め。旧世代の出音感のものも。PR-Bバンク相当
CSynth Legend128往年のRolandビンテージシンセの音色を収録。PR-Cバンク
DBasic Synth1109シンセ系がたくさん。ハードシンセのFantom-0 PR-Dバンク。PR-Dバンク
EXV Collection896VX-5080(JV系)由来のプリセット。PR-Eバンク
FEssential838GMチックなプリセット。守備範囲は広いが、出音はちょっと旧世代。CMNバンク
GEssential Drum75ドラム音源集
HStellar Black65※以下V2での追加バンク。
ISun Gate68
JNebulous Forms64
KVolatile Memories66
LEssential 2275Fバンクの進化版。今風。ドラムキットも収録。
ZENOLOGY PROとFantom-0シリーズとのプリセット比較表。前半バンクは、ほぼそのままでした。

その他レビュー

UIは実用寄りで、見た目のわくわく感はやや弱め

UIは、フラットデザインというか、エディターみたいな見た目で振り切ってますね(笑)
確かには、必要な情報はわかりやすいけど、メカメカUIでワクワクする感じではないです。
これは、ガジェット好きな僕は残念ポイントですね。もう少し遊び心がほしいところ。

あと中途半端な拡大率だとアンチエイリアシングがうまくいってなくて、文字がきれいに表示されないのは、僕の環境だけでしょうか?

とはいえ、なんだかんだ使い勝手はいいと思います。やはりプリセット選びのしやすさは秀逸です。
たちあげてからのストレスはほぼないですね。
(後半でキャプチャ画像レビューしてますから、このまま読み進めてね)

4K画面での最拡大はどこまでできる?

さて、このブログでのレビューでおなじみ、どこまで拡大できるかな?のコーナーです(笑)
4K(スケーリング100%)でどこまで画面を拡大できるのかチャレンジしてみました。

結果は以下の通り、画面いっぱいまで拡大できますよ!
正直、これだけ画面が拡大できると、エディットはかなりしやすいです。
項目かなりありますし、ありがたや…

CPU負荷は?

気になるのは、CPUの負荷。重いプラグインは、多くのトラックには使えないですからね。それは悲しい。

で、下の画像がStudioOneでのZENOLOGY PROの負荷。
他のプラグインと比べてもらうとわかりますが、ちょっと重めかなぁって感じです。(数字が大きいほど負荷が高い。)
まぁ、多機能、高音質なプラグインはこれくらいはいきますから、めちゃめちゃ重いってわけではないです。
DTM用に強化してあるPC以外は、少し気をつけたいかなと言った印象です。

僕のPCが弱いのか環境のせいかは特定できませんが…プラグイン版XV-5080よりも負荷は高いかなと感じました。

ちなみに計測したPCは、CPU:Ryzen 5700G メモリー:64GBです。

StudioOneでのパフォーマンスモニタ画面。他のプラグインは軽いものばかりで比較としては良くないかもですが…。

画面でレビュー!

キャプチャ画像でZENOLOGY PROの世界を少しご案内しましょう。

メイン画面(BASICタブ)

メイン画面は、コンパクトです。いきなりぐあーっと大画面が開いて押し寄せてくるのではないから、お行儀はいいかな?(笑)
まずは簡単な音色エディットをしてみてくださいと言っているようですね。
視線が迷わないのは良い設計だと思います!

ちなみにプリセット名クリックでブラウザー画面になります。親切設計ですね。

プリセット選択画面(BROWSE画面)

プリセット選択画面は、メイン画面のプリセットエリアをクリックしてもアクセスできます。
こちらはプリセットブラウザになり、プリセットの選択に集中できるようになっていますよ。

プリセット選択は、とてもやりやすくなっています。(XV-5080とうってかわって(笑))
上下キーでプリセットが切り替わりますし、レーティング3段階もできます。(Fantom-0と同様)

エディット画面(EDITタブ)

音色エディットは「VISUAL EDIT」「PRO EDIT」の2つのモードをタブで切り替えられます。
ちょいとエディットしたい時、ガッツリエディットしたい時で使い分けられるのでグー。
トータルで使いやすいエディットだと感じました。

2時間DTMで使ってみた!

下のXのポストの通り、深夜の2時間DTMの「ホワイトデー」回で使ってみました。
感想としては、プリセット多いしブラウザも強力なのもあって、プリセットは探しやすかったです。
(少なくともVX-5080vstよりもめちゃんこ選びやすいです)

サウンドも素直なものが多くて、プリセットを切り替えてもフレーズにも馴染みやすいです。
ミックスもしやすかったですね。
(Rolandサウンドの真骨頂!)

Xにアップしたものは、プラグインで軽くミックスをしてあるのですが、なかなかいいサウンドではないでしょうか?

https://twitter.com/Andrew80286/status/2032662010585035238

まとめ

最後までレビューを読んでいただきありがとうございます!

ZENOLOGY PROをレビューしてきましたが、これって総合音源の決定版ではないでしょうか!?
プリセットも3000あり、しかも探しやすく、ハードシンセとも互換性ある。
(現行のRolandのシンセ持っている人は、導入しない理由がない気が…)

RolandはPCMからオシレーターシンセまでたくさんハードシンセをリリースしてきましたし、その資産が結集された、ソフト音源版のINTEGRA-7的存在だと思います。
(Rolandさん、ソフトウエア版のINTEGRA-7待ってます!!)

お値段は4万円前後と少ししますが、ハードシンセと同等のプリセットがこの価格で手に入ると考えれば十分元は取れるでしょう。
(もちろん買い切りできます)

まぁ、今は僕の主力音源になっているんで超オススメ!
…だけど、あまり使われるとライバル増えちゃうなぁ…なんて\(^o^)/(笑)


おすすめポイント
残念ポイント
  • Rolandのサウンド資産が満載
  • Rolandの対応ハードシンセとプリセットのやり取り可
  • ハードシンセでも採用の実用的サウンド
  • プリセットの選びやすい
  • UIに面白みがない
  • CPU負荷がそれなりにある
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  1. ZENOLOGY PROには、Zen音源以外のスーパーナチュラル音源は入っていません。残念。 ↩︎

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