【Waves】Scheps Omni Channelは全チャンネルストリッパーにおすすめ!【レビュー】

こんにちは!DTM男爵のあんどりゅーです。
DTM楽しんでいますかな?(設定ここまで)

え?なんかいいチャンネルストリッププラグインないかなって?

そんな都合のいいものあるわけ…

あ、あった!Scheps Omni Channel!

というわけで、最近ゲットしてお気に入りのプラグインを紹介させていただきます!
これがまたカッコよくて使いやすいんですよ。
お値段も…もちろん◎w

このプラグインはどんなDTMerにおすすめかというと…

  • とりあえず汎用的に使えるチャンネルストリップが欲しい
  • 最近チャンネルストリップデビューしました
  • チャンネルストリッパー(チャンネルストリップマニアのこと。今付けましたw)
  • ハンドルネームがあんどりゅーです

こんな人におすすめだと思います😊

では、いってみましょう!

目次

このかるくおさらい

その前に軽くこのプラグインの説明をしましょう。

このScheps Omni Channelは、Wavesのいわゆるチャンネル・ストリッププラグイン。
これ一つで5種類のエフェクトを使えます。
プリアンプ/ゲート/ディエッサー×2/コンプ/EQ
(簡易リミッターも)

世界で有名なミキシングエンジニアのアンドリューシェップスさんがプロデュースしたプラグイン。
(グラミー賞も受賞しているすごい人です)

音はもちろん、実務でも使いやすいのも特徴のめちゃんこお気に入りのプラグインです。

Scheps Omni Channelのいいところ!

  • かっこいいし使いやすいUIでテンション上がる!
  • プリセットが多いからサッと使える
  • 柔軟なルーティングもできる
  • 詳細パネルで追い込みもできる

かっこいいし使いやすいUIでテンション上がる!

まずこのカッコウイィ~UIがテンションがあがります。

なんか見てるだけでうっとりするデザイン(当社比)


ねっ!かっこいいでしょ?ねっねっ!!
(ちょっと押し付けないでもらえます?(笑))

なんかこういうハードウェアありそうじゃないですか。
男の子(昭和キッズ)の心を惹きつけるデザインだとおもうのですよ。

しかも、カッコいいだけじゃなくて本当に使いやすいようにデザインしてあると思うんです。
たとえば、ツマミも大小でコントラストがあって使いやすいです。
重要で微調節したいツマミは大きく、小さいツマミもグループ化してあって主従関係がわかりやすい。

この使いやすくて操作が迷わないっていうのは、クリエイティブな作業にはとても重要なところ。
その分音に集中できるので、いい作品ができるかも(保証はしない)

このでかいツマミ、思わずつまんでイー!!したくなる素敵なデザイン(性癖w)

プリセットが多いからサッと使える

Scheps Omni Channelはですね、プリセットが充実しているのもいいですね。
Andrewさんのプリセットだけじゃなくいろんなエンジニアさんのも入っています。
なのでプリセットを選んで微調整って時短もできます。
(まぁ、プリセットがまんま使えるのって稀ですけどね)

Wavesってプリセット検索できないのがアレだな…って思っていたんですがV12から対応したみたいですね。
アップデート代高いよ。。。

プリセットを選ぶと便利なのですが、このScheps Omni Channelでは、さらに便利な使い方ができます。
な、なんと、「旦那、ここイジるとアガりますよ」ってツマミが青くなるんです!
(対応していないプリセットもある)

なので、ツマミ系の操作に慣れていない人もまずはこの機能で慣れてみるのもいいでしょう。
音がどう変わっていくのかに注意して訓練していけば、耳も鍛えられるはず!(たぶん)

柔軟なルーティングもできる

このScheps Omni Channelは、柔軟なルーティングができるのでいろいろなミックスが試せますよ。

まず、各モジュールがオン・オフできます。
これは序の口(笑)
まぁ、モジュールを限定することでCPUの負荷も抑えることができます。

そして、このモジュールは自由に順番を替えることができます。
なので、コンプの後にEQかけるのもその逆も自由自在にできますよ。
(ここまでは他の多くのプラグインでもできますよね)

極めつけは、手持ちのWavesプラグインを一つ挿入できます。
この位置も自由に設定できます。
なのでこのモジュールとこのモジュールの間に他のプラグインを入れたいなという時に便利ですよ😁

そして、なんとこの挿入機能ですが、このScheps Omni Channelのモジュール自身も加えることができるんです!
違うキャラのコンプを2重にかけたり、EQを2つ使って緻密にEQしちゃうとかいろいろ考えられますね。

このようにインサートリストにSOC(Scheps Omni Channel)があるのです!
EQモジュールが追加されて詳細な調整もできますよ。

詳細パネルで追い込みもできる

Scheps Omni Channelって、ぱっと見そこまで細かい調整ができないような気がしますよね。
けど、詳細なエディットも画面を切り替えてできるのです!

ST(ステレオ)/DUO(デュオ)/MS(ミッドサイド)別に設定も可能なので凝ったミキシングもOK!
インターナルのサイドチェインのフィルターも設定できたりするので、分かる人にはテンションの上がりますよね(笑)

※モジュールによって内容は変わります

コンプモジュールの詳細パネル。LRやMS別で違う設定もできる。

各モジュールの魅力に迫る!

Scheps Omni Channelは5つのモジュールがあるのですが、その中でもお気に入りの機能があるものを紹介します!

PRE モジュール

プリアンプモジュールですね。
サチュレーターで倍音を増やす喜びを知ったあなたには朗報です!
なんとサチュの倍音を3種類から選べるのです!
偶数倍音、奇数倍音、歪み(オーバードライブ)から選べるのから、テイストに合わせてぐいっとつまみ回しちゃいましょ!

DS2 モジュール

ニンテンドーDS…ではなくてですねぇ(笑)ディエッサーですね。
しかも2基も装備してます!贅沢!

ディエッサーっていうとボーカルの子雑音の除去のイメージを持っているんじゃないですか?
けど、これはダイナミックEQみたいな挙動ができるので、耳障りな帯域の除去に向いています。
(ディエッサー自体そうだけども)

カットする帯域の試聴もできるから、迷いにくくて◎
特に耳が慣れてないとどこカットしていいのか分かりづらいですからね。

というわけで、耳障りな帯域のカットもできるので、2基あるというのはとてもありがたいです!
さすがAndrewさんわかっているなぁ(笑)

COMP モジュール

このコンプもとても特徴的で有名な3種類タイプからキャラを選べるんです。
VCA/FET/OPTから選べます。

しかもパラメーターを引き継ぎながら切り替えられるっていうのがミソ!
なので連続してそれぞれのコンプキャラの比較ができるんです。
これは他のプラグインにはない機能なのではないでしょうか?

リミッター(おまけ)

モジュールではないのですが、簡易リミッターが標準装備されています。
僕は複合エフェクターの出力にはリミッターが欲しいので、地味に嬉しい機能だったりします(笑)

その他の感想

味付けはほぼない

このプラグインはアナログ機材のモデリングじゃないので、そういう味付けはできないです。
とはいえ、説明した通り、コンプの種類をOPTやFETにすればコンプのキャラは変わるし、サチュの倍音も変えられるので特に不足はないと思います。

負荷は少なめ

いくらいいプラグインでも、PCの負荷が高かったら使いもんにならないので気になるところです。
使っている感じ、負荷は少なめだと思います。
(CLA Mix Hubよりは全然少ない(笑)チャンネルストリップでいうとNeutron3と同等くらい)

またスタワンのパフォーマンスモニターの画像を撮っておきますね😁

DTM用に組んである2年前のCPUのPCでは、全チャンネルに挿しても余力はありますよ(笑)

Scheps Omni Channelレビューのまとめ

最後までレビュー記事を読んでいただきありがとうございます!
というわけで、Scheps Omni Channelの魅力を3行でまとめてみたいと思います。

S 昭和キッズが
O オールちゃんねるにビンビン使いたくなる
C チャンネーストリップ(ちょっとだけよ)

おそまつ(本当にだな😓)

あ、このプラグインはお気に入りなのですが、さすがにDTM初心者さんにはまだ早い!ですよ(笑)
ある程度エフェクターの動作が頭の中でイメージできるくらいの技量は欲しいかなぁ。

では、また♪

Waves Scheps Omni Channel 画面

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