LVL-01を導入!
こんにちは!あんどりゅーです。
今回はTone Empire「LVL-01」をゲットして使ってみました。
「え?LVL-01ってなに?」って気になりますか?(笑)
これはですねぇAIを使ったコンプなんですよ~。
AIコンプかぁ~って思いましたか?
けど、これはあなたが想像するいわゆるAIコンプではないんですよ。
まぁ、なにはともあれ、そのへんのことについてもレビューしながら追っていってみましょう\(^o^)/
LVL-01とは?
ていうか、LVL-01って何って?
というわけで、まずは軽くこのプラグインについて紹介しましょう。
これは、AIコンプレッサープラグインなのです!
と言ってもAIが自動的に設定してくれる系のプラグインではないのです。
僕も初めて聞いた時に、AIが自動的に設定してくれるとおもっていました(笑)
なので、設定自体は手動でやらなければいけないのです。
(めんどいなぁ~(コラコラ))
どうやら、AI技術を使ってハードウエアコンプレッサーをモデリングしたプラグインのようです。
ちなみにモデリング元のハードはRetro InstrumentsのSTA-Level。
(Gates Sta-Level Compressor)
1950年代のチューブコンプというか…Variable-Muタイプって言うらしいですね。
わかりやすい例えではWavesのPuigChaild CompressorのFairchild 670と同じタイプのコンプです。
※Muは真空管のゲインのことらしいです。初めての言葉なんで調べまくっちゃいました(笑)
真空管コンプなんで、反応速度は速くないのでBUSコンプやマスタリングで使うといいかもですね。
LVL-01の使い方
次にLVL-01の使い方をご紹介しましょう。
とはいえ簡単ですので安心してください。
設定項目は少なく、4つのパラメーターを操作するだけ。
- Drive/Comp
-
ドライブとコンプのツマミです。同期しているので、コンプを深くかけていけばドライブも効いてきますよ。
- Recovery
-
いわゆるリリースタイムですね。
- Output
-
いわずとしれたアウトプットレベル。あまり触らないです。
- Mix
-
DryとWetのMix量を調節するツマミです。いわゆるパラレルコンプ的な使い方ができます。
サウンドは??
では、気になるサウンドのレビューいってみましょう!
LVL-01のコンプのかかり方は?
このプラグインの音ですが、サチュレーターが強めにかかるイメージですね。
真空管コンプなんで、パキパキにかかることはないです。
音はわかるひとにはわかるって感じかなぁ。
Drive/Compのつまみを回していくとコンプがかかるとともにドライブもかかります。
設定項目が少ないのですが、いい感じのスイートスポットを見つけるのが分かりづらいなと感じました。
素人にはまだ早いコンプかもしれません(笑)
あと入力ゲインがわからないのも分かりづらい。
チューブコンプなので、コンプ感と言うよりバスやマスターにかけてグルー感を出すといい感じになる傾向ですね。
音楽のジャンルを選ぶコンプでしょう。
メーターの追従が遅い
そうなんですよ。
LVL-01は針のメーターはあるのですが、なんか動きがモッサリしているというか…
真空管コンプだから反応が遅いのはわかるけど、こんなものなのかな??
おおよそのリダクション量しかわからない感じです。
うーん、これに関しては比較できないからなぁ。
その他使い勝手
LVL-01のその他の使い勝手についても触れていきましょう!
ゴミ箱ボタン押すとプリセットが消える…
ゴミ箱アイコンのボタンがあるのですが、気になってしまっても安易に触らないようにしましょう。
選択中のプリセットが消えます(;´Д`)
いや、普通は「設定の初期化」かと思うじゃないですか(笑)
まさかプリセットが消えてしまうとは…。
プリセット名
プリセット名がカテゴリー+数字だけなので、味気ないです(笑)
まぁ、パラメーターが少ないので具体的なネーミングをつけるのは難しそうなんで、こんなもんかなと。
負荷多め
負荷はですねぇ、多めかなぁ。
4K画面での表示まぁまぁ対応(笑)
4KでDTMしている人は、どこまで拡大できるか気になるところでしょう。
LVL-01は全画面まではいかないけど、使用に差し支えないまで拡大表示できます。
コンプの設定は簡単だからこれだけ拡大できれば、大丈夫でしょう。
あとは、メーターのレスポンスが良ければなぁ。
LVL-01を導入するにはどうすればいいのさ?
LVL-01の導入は簡単ですよ。
Plugin Boutiqueで購入の場合は下記のとおりになっていますよ。
- Plugin Boutiqueの製品ページで購入。
- マイアカウントページからインストーラーのダウンロード(Mac or Winを選んでね)
- 製品のインストール
- DAWでプラグインスキャン
- プラグインリストからLVL-01を起動
- Plugin BoutiqueのマイアカウントページのLVL-01のシリアルナンバーを入力!
- 認証が完了するので、通常仕様ができます。
LVL-01のレビューの〆!
最後まで御覧いただきありがとうございます。
LVL-01は、AIが作った?コンプなので気になる人は多いのではないでしょうか?
操作が簡単なので、初心者さんにおすすめしたいところですが、正直無理かなぁ。
ミックスの耳ができていないと、良いポイントを探すのが難しいと思います。
真空管コンプって、キャラクターで使い分けるので、ミックスになれた人なら持っておいて損はないと思います。
では、またお会いしましょう♪
感想をコメントしていただけるとありがたいです\(^o^)/