今回はSoftubeのWasted Spaceを入手したので、レビューしたいと思います。
これは、一言でいうとローファイのデジタルリバーブプラグイン。
ビンテージデジタルシンセに内蔵していそうなリバーブです。
製品紹介~Wasted Spaceってどんなプラグイン?~
このWasted Spaceですが、どんなプラグインなのでしょうか?
簡単に紹介しましょう。
■Wasted Spaceの主な特徴
- 過激なローファイリバーブ
- サンプルレートとエイリアシングフィルターを可変できるからデジタルリバーブ感を強調できる
- ビットクラッシャー的な使い方も
- プリディレイ・ハイパスフィルターも装備
ちなみにWaster Spaceを直訳すると「無駄なスペース」らしいです。
なるほど、ローファイリバーブっぽいネーミングですね😁
レビュー
では、Wasted Spaceのレビューを噛ましてみましょう!
昔の海外デジタルシンセにありそうなレトロフューチャーUI😊
雰囲気たっぷりのUIですね。
特に液晶画面は、海外の某ビンテージデジタルシンセみたいでかっこいいです!
プラグインの外見がいいと制作のモチベ上がりますよね!
なんでも形から入りたがるあなたにはピッタリじゃないですか?(僕もですw)
意外に機能はあるぞい
これだけ見るとふーんって感想かもしれません。
けど、画面を拡張できるんです。
入力と出力のメーターがあります。
GAIN DIFF.というメーターもありますが、これは入力と出力の差かな?
これで大きなメーターでゲインチェックできます。
(意外に重要)
右のボックスには、ABCDの4つのボタンが出現してます!
これはエディット結果を収納しておくスロットです。
だからABCDテストができます(笑)
あと、HEADROOM、HIGHPASS、PHASE INVERTがグレーアウトしてますけど、なんでだろう?
(Modular用かな?しらんけど)
サウンドは?
気になるサウンドは、80年代の雰囲気を醸し出すことができますし、ビットクラッシャーのように飛び道具的にも使えます!
実際のサウンドはとても参考になる公式の動画があるのでご覧遊ばせ(いわゆる丸投げですw)
どうでしょう?いい雰囲気の空気感では?
その他の動画はこちらをクリック!
肝になるパラメーター
このWasted Spaceですが、僕が思う、「肝になるパラメーター」が2つあります。
一つは、RATE。これは処理するサンプリングレートです。
2.4~24kHzで設定可能。
(ちなみにサンプリングレートの半分以上の周波数の成分は無いことになります)
もう一つは、FILTER TYPE。
OFF/12/24/48dBでフィルターを設定できます。
これはエイリアスアーティファクトに対するフィルターで、48dBが一番キレイにフィルターをかけられます。
え?エイリアスアーチファクトって?
知りませんよ(おいおいw)
英語の説明書を読みましたが、サンプリングレートを超える汚らしいサウンドみたいですよ(笑)
それをどれだけフィルタリングするかっちゅー話だと思います(知らんけど)
まぁ、ギミック的に使うなら、低い値のフィルターにしてみるといいでしょう!
(以上、知ったか終わり!気になる人はググってねw)
いつものレビュー
4Kでの拡大は?
では、恒例の4K画面での最拡大はどこまでできるのか見てみましょう。
まぁ、下の画像を御覧ください。
ん?切り取り画面じゃないって?
これが違うんだな~(笑)
な、なんと4K画面で再拡大したモノです!!!!
(スゴー!!)
これ8Kまでいけるんじゃないですか?
Softubeのプラグインって、グラフィックに力入れてますね~!
その調子でお願いします\(^o^)/
負荷はどうかな?
では、Wasted Spaceの負荷はどうなのでしょうか?
StudioOneのパフォーマンスモニターをみてみましょう。
おや?他のプラグインと比較しても負荷は少なめなようですね。
リバーブプラグインは重いイメージがありますが、これはローファイを目指しているので重い処理はないのかもですね。
モバイルDTMでリバーブがほしい時にも最適ですね😋
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます!
このWasted Spaceですが、負荷が軽いのでリバーブのちょい使いしたいけどDAWの内蔵プラグインでは…って時にもいいのかも。
では、またお会いしましょう♪
感想をコメントしていただけるとありがたいです\(^o^)/