こんにちは!絶賛指ドラム練習中のあんどりゅーです!
いかがお過ごしですか?(笑)
というわけで、ドラム音源がほしいな~って思っていたところに、あるプラグインに遭遇!
その名もMODO DRUM1.5っていうんですけどね。
え?前回MODO BASS 2のレビュー記事のついででしょって?
(君のような勘のいいDTMerは嫌いだよ…うそ、大好きです♡)
んで、MODO DRUMを触ってみたのですが、これがまた面白い!
MODOを冠しているので、もちろんモデリング音源。
なので、いろいろカスタマイズできたり楽しいポイントがたくさんあります。
というわけで、今回はMODO DRUM1.5をレビューします。
このプラグインがどれほど面白いのか、そしてあなたの制作にどれほど役立つのか、詳しくご紹介していきましょう!
では、レビューいってみましょー!
なんで気になったの?理由は?
まずは、なぜMODO DRUMが欲しくなったのかについて、もう一度まとめてみましょう。
同社のMODO BASSを使っていて、物理モデリング音源のよさはわかっていたんですよね。
じゃあドラム版の音源はどうなのよ?って感じで気になりました。
まぁ、当然の成り行きですね(笑)
どんな人がレビューしてるの?
まずは、どんな人がレビューしているのか分からないと、記事を正しく評価しにくいですよね。
僕の本命パートはキーボードですが、ドラムは以前少しやっていました。
バンド系アニメのアニソンのコピーはある程度やった感じです。(まぁ、けいおん!なんですけどね(笑))
セッションオフのスタッフをやっていたので、ドラマーがいない時のペダルを買って、それなりに練習していました。
今はドラムはやってませんが、鍵盤ドラムは練習しています(笑)
そういう経験値の人のレビューってことで、記事を読んでいってください。
MODO DRUMの主な特徴
今回紹介するIK Multimediaのモデリング音源のMODO DRUM。
主な特徴をざっと挙げてみましょう。
- 高度な物理モデリング音源
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MODO DRUMは、リアルな生ドラムサウンドを再現するための物理モデリングを採用しています。MODO BASS同様にドラムの各パーツ(シェル、ヘッド、シンバルなど)の細部まで詳細にシミュレートしていて、リアルなサウンドを実現しています。
- カスタマイズできるドラムキット
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各ドラムパーツの選択、チューニング、ミュート、音色などを自由にカスタマイズできます。ユーザーの好みに合わせて独自のドラムキットを作成できるのもMODO DRUMならでは。
- 直感的なインターフェース
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MODO BASS同様、使いやすいインターフェース。サウンドの調整やエフェクトの追加が簡単。ビジュアル的にも見やすく、操作性が高いですよ。
MODO DRUMは何ができるの?
ここで、MODO DRUMにはどんな機能があるのか、ざっくり見てみましょう!
- 詳細なドラムキットのカスタマイズ
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各ドラムパーツの選択、チューニング、ミュート、音色調整が可能で、独自のサウンドを作り出せます。
- リアルタイム演奏とプログラミング
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リアルなドラムパフォーマンスを再現、MIDI入力による細かいビートプログラミング、そして豊富なプリセットパターンでビートを組み立てられます。
- エフェクトとミキシング
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内蔵のエフェクト(リバーブ、コンプレッサー、EQなど)とミキサーを使用して、ドラムサウンドをプロフェッショナルな品質に仕上げることもできます。
とまぁ、こんな感じです。
Addictive Drums2などの一般的なドラム音源と同等のことはできますよ!
MODO DRUMレビュー(使い勝手)
ドラムキットは豊富
ドラムキットは豊富で、デフォルトで13種類あります!
AD2だと初期では3つとかですけど、いきなり13種類揃っています。
Silver、Brit Custom、Metalの3つのキットがMODO DRUM1.5になり追加されました。
ちなみに無料版MODO DRUM CSはStudioの1種類のキットだけですよ
ドラムキットは別途ダウンロードがいる
初立ち上げから、がんがん行きたいのですが、初期状態ではデフォルトのドラムキットのみです。
ドラムキットをは個別にダウンロードしなければならないのです。IK Multimediaのソフトからまとめてできるからいいのですが。
ていうか、ドラムキットを全部インストールしておかなければ、プリセットもうまく機能しないです。
ちなみにキット1つにつきストレージが2~3GB必要です。
いつでもパターンプレビューなどかゆいところに手が届く下部バー
MODO BASS2もそうですがMODO DRUMでも画面下部に便利な機能が詰まっていますよ。
・ベロシティー
ベロシティーを調節できます。DAWのデータ側で調節しなくてもいいのがいいですよ。
意外にベロシティー調節って使うんですよね。
・パターンプレビュー
気軽にパターンプレビューができる機能があります。
これがどの画面からでもアクセスできるのが便利です!
いろいろエディットする時に、パターンプレビューを聴きながら作り込むことができますよ。
これは捗りますな(笑)
画面別レビュー
では、ここではMODO DRUMのそれぞれの画面を紹介しながら、レビューしていきます!
MODEL画面
立ち上げるとデフォルトで出てくる画面です。
ドラムキットを選択できますよ。格闘ゲームのキャラ選択画面みたいでいいですよね(笑)
13種類のドラムキットを選択できます。
ちなみにキックには、モデルになっているロゴ風のMODODRUMロゴが。
こういう遊び心、ナイスですねぇ!
CUSTOMIZE画面
次は、キットをカスタマイズできるCUSTOMIZE画面。
他のキットのエレメントと交換できます。
なお、ドラムキットをクリックするとそれぞれのパーツが鳴るのはもちろん、クリックの場所で対応している奏法で鳴りますよ。(リムショットとか、ライドのカップなど)
しかも、鳴らすとリアルにアニメーションするのが今風でかっこいい!
(奏法によっても変わる)
EDIT ELEMENTボタンで各パーツの改造ができます。
ここが、物理モデリング音源の真骨頂です!
とはいえ、ドラム触ったことないと余計に混乱するかもですが(汗)
PLAY STYLE画面
次は演奏のスタイルを設定するPLAY STYLE画面。
ここでは、主要のパーツやスティックなどをカスタマイズできます。
この画面での設定も割と肝だと思います。
ドラマーならこだわりたいポイントですよね!
ROOM画面
ドラムの反響を設定できるROOM画面。
反響の種類を9つ設定できます。
もちろん、反響の設定によって画面のプレビューも変わりますよ!
MIXER
ドラム音源に必要不可欠といっていいくらい重要なMIXER画面。各パーツをミックスできます。
ルームやオーバーヘッドはもちろん、バスミックスもできますよ。
内蔵エフェクトもインサート形式で利用できるので、MODO DRUM上だけでも突っ込んだミキシングもできそうですよ。
ただ、EQがスペアナが無かったり、ちょっと不完全燃焼です。
GROOVES
いわゆるリズムパターン機能のGROOVES画面。
こちらでは、分類されたリズムパターンを選択してあるドラムキットでプレビューできます。
ジャンルやカテゴリー、メインパーツなど、様々な分類からパターンをフィルタリングできるので、必要なパターンにたどり着きやすいですよ。
ちなみにパターンは1,400以上あります!
ゴイスーですね(古いなぁw)
これなら、あなたのほしいパターンが見つかる確率がばく上がりですね(笑)
もちろん、MIDIエクスポート機能があるので、DAWへのドラッグアンドドロップでMIDI化が簡単にでき、アレンジもできますよ😊
MAPPING
ドラムのエレメントの鍵盤上の場所を設定できる「マッピング画面」。
設定もわかりやすく、ゴチャゴチャしていないのがいいですね。
スネアの左手と右手も別に設定できるので、僕みたいに鍵盤ドラムを叩きたい人にもオススメです(笑)
後述しますが、MIDI MAPのプリセットに保存もできますよ。
そうそう、MIDI MAPのプリセットはGMは、GMドラムマップをベースにしたものから、一部電子ドラムにも対応しています!
これはもう一丁前のドラム音源ですね!
MODO DRUMのマッピングについて
今度はMODO DRUMのマッピングについて見ていきたいと思います。
ドラム音源ってデフォルトのマッピングが違う場合がありますから(Addictive Drums 2でもそう)
下の画像は、MODO DRUMSのデフォルトのマッピングです。
GMドラム配列を拡張しているマッピングなので、初見でも違和感なく使えます!
あとは知っておきたい点としては、太鼓類は左手が基本で、右手は2オクターブ上に設定されている点。
連打したい場合は、交互に使ったほうが自然になるので、ぜひ知っておきたいポイントです。
MODO DRUMレビュー(サウンド)
では、肝心のサウンドはどうなのでしょうか?
物理音源なので、本当にドラムを触っているような音はします。
音源で聴くような完成された音というよりも、スタジオで叩く時のあの感じに近いかな?
とはいえ、ちゃんとメンテナンスしてあるドラムの音ですしもっさりはしてません。
デフォルトでエフェクトが掛かっているのもあります。
というわけで、本当に生の音なので、多少加工はいると思います。
AD2のパリッとした感じもいいけど、MODO DRUMはアンサンブルに溶け込みやすいという印象です。
今は、海外のYoutubeレビュー動画を載っけておきますが、いずれデモ音源は作りたいと思います。
MODO DRUMレビュー(その他)
その他のMODO DRUMのレビューにいってみましょう!
4K画面での最拡大はどうかな?
当ブログの恒例、4K画面での最拡大テストといってみましょう!
MODO DRUMの4Kのスケーリング100%での表示はいかに??
な、なんと4K画面でもほぼ全画面にできますね。
これなら高精細画面でもじっくりエディットできますよ!
負荷は大きい!?
今度も毎回やっている負荷測定をやってみました。MODO DRUMSはいかに?
StudioOneのパフォーマンスメーターで計測してみましたが、負荷は大きめ…ていうか大きいぞ!!
画像の数値を他のプラグインと相対的に見てほしいのですが、めっちゃ大きくないですか?
マスタリングプラグインのOzoneの倍以上っていうのはね…
だから、DTM用に強化しているPCではないのなら気をつけたほうがいいでしょう。
モデリングの演算で負荷が大きいのはわかりますが、それにしてもって感じてす。
これはいずれアップデートで改善されるのを望みます。
MODO DRUMはこんな人に
こだわりたいドラマーさんに
MODO DRUMは、PLAY STYLE画面で演奏スタイルを変更できます。
スネアの叩く位置やスティックの形状、キックペダルのビーターの種類まで。
いろいろ拘りたいドラマーさんにいいと思います!
いろんなキットを使ったり、カスタマイズしたいマニアに
デフォルトで13種類ドラムキット使えるし、それをカスタマイズできます!
他のドラム音源のようにドラムキットを別途購入しなくてもいいので、様々なジャンルで使えることでしょう😊
生ドラムの音が欲しい人
ドラム音源なんだから、当たり前じゃん?っておもうかもですが、よくもわるくもスタジオで触る生ドラムの音なんですよね。
AD2のような、いきなりスパーンっていう音は出せないです。
あくまで生のドラムの音がするので、そこから組み立てる人にはとてもいいですよ。
MODO DRUM購入、導入方法
MODO DRUMは、プラグインなのでダウンロード販売になります。
Plugin Boutiqueなどで購入、シリアルナンバーを入手して、インストールしたIK MultimadiaのPRODUCT MANAGERからインストールします。
ライセンスは10台まで
モバイルDTMerには気になるライセンスについてですが、1ユーザー10PCまでOKです!
ただし、各キットは2PCだけにインストールできるので、そこまで手を広げて何台ものPCにインストール…というわけにはいかないようです😥
まぁ、それでも太っ腹だと思いますけどね!
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます!
MODO DRUMほしくなっちゃいました?(笑)
実は今、Plugin Boutiqueで2024年9月2日までセールやっています。
え?いくらで買えるのって?
な、なんと75%オフセールやっています!
そこの兄さん、姉さん!あのMODO DRUMが約8,000円で買えまっせ!
安いよ安いよ~(商人風)
あと、MODO BASS2とのバンドルでMODO MAXっていうのもあり、同じくセールやってますよ!
今のセールで16,000円くらいで買えます!
買うなら今!買ってから後悔しよう。やらない後悔よりやった後悔ですよ!(僕の座右の銘w)
では、またお会いしましょう♪
感想をコメントしていただけるとありがたいです\(^o^)/