こんにちは!スーパーキーボーディストのあんどりゅーです!
(言うだけならタダw)
最近deCodaで曲の練習がとても捗っています。
deCodaといえば耳コピの支援ソフトですが、曲練習にも有用なツールなのですよ。
ていうか僕から言わせれば…
え?PC持ってんのにこれ使わずに曲練習してるの?!
って思うほど。
それくらい楽器練習マニアのあんどりゅーが超オススメするソフトなのです。
前にもレビューは書きましたが、今回は楽器練習にフォーカスしてDeCodaで楽器練習のなにがいいかを語っていきたいと思います!
※この記事ではVersion1.2.1を元に作成しています。
DeCodaとは?
様々な機能で耳コピを支援するZplane製ソフト。プラグインではなくスタンドアローン版のみなので注意。Win/Mac対応。だいたい6000円くらいだけどセール時は結構お安い。
deCodaの楽器練習でのメリット
ここでdeCodaの楽器練習で感じているメリットをザーッとあげてみましょう。
結構ありますよ(笑)
【よいところ】
・曲を読み込むだけで仕込みOK
・小節単位でループが簡単にできる
・ゆっくりテンポにもできる
・ブックマーク機能で重点的に練習が簡単!
・履歴から練習する曲を選びやすい
・楽器のミュートも割とできる
・フレーズもなんとなくわかる
・オーディオをインプットできる
・ショートカットキーの対応
ほほぉ、やはりなかなかありますよね。
では、詳しく観てみましょう♪
曲を読み込むだけで仕込みOK
deCodaはまず簡単に曲練習ができるのがいいんですよ。
音楽ファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけで自動的にテンポやコード、曲構成などを解析してスタンバイしてくれます。
だから、「あ、この曲練習したい!」と思ったらdeCodaに音楽ファイルを打ち込むだけで練習できます。(微調整が必要な時はありますが)
練習までの障壁が低いのでモチベーションを保ったまま始められるのがいいですね。
あと、対応しているファイルの種類が多いので、変換せずに練習できるのもいいですよ。
wav,mp3だけじゃなくwmaなどの幅広いファイルの種類に対応しています。※
Windows Media Playerで取り込んだCDのファィルにも対応しているのが僕にとってポイント高いです。
※wav, aiff, mp3, wma, flac, oggに対応。
小節単位でループ練習が簡単にできる
deCodaは解析だけじゃなく、あらかじめ小節管理できるようにしてくれるのも素敵です。
小節単位での再生やループ再生できるので、練習に集中しやすいんですよ。
さらに多彩なループに対応しているので、なめらかに練習でき効率も高いと思います。
(タイムベースでのループだとタイミング合わせるの大変ですよね。。。)
ていうか、deCodaはデフォルトの再生がループなんですよね。
ループ範囲を変更するとループの頭から再生してくれたりします。
もう「You!ループしちゃいなよ」って感じで(笑)
(普通の再生もできますよ)
ループ練習大好きな僕としてはとても気が合うソフトだったりします😃
で、クリック機能もdeCodaにはあるのですが、ループの頭にもカウントを入れることもできるんです。
しかも最初のループだけとか、毎回のループ毎に頭カウント入れることもできるんです!
これ地味に素晴らしい機能だと思います。
ゆっくりテンポにもできる
deCodaって、本来は耳コピ支援ソフトなのでゆっくりテンポでの再生もできます。
最小で1/4以下のBPMに対応してるので、びっくりするほどゆっくりテンポでの練習もできます。
(BPM5も可能!!)
めっちゃゆっくりって逆に難しいのでリズム感を鍛える練習にもなりますよ😁
当然音楽ファイルはタイムストレッチで再生されるので音の高さは維持されたままです。
ゆっくりテンポでの再生はStudioOneより音質がいいんじゃないかな?
標準で1/4、1/2、3/4、1のBPMが設定できるボタンもあるので、テンポの切り替えも簡単便利で捗ります!
もちろん1BPMごとの上下もできますし、BPM操作関連のショートカットキーも充実しているのでめっちゃいい感じに練習できます。
ループしたまま、ショートカットキーでテンポが変えられるのって集中して効率的な練習ができるのでおすすめですよ。
ブックマーク機能で重点的に練習が簡単!
deCodaは、ブックマーク機能があるので重点的に練習したいところを設定しておいていつでも始められます。
開始ポイントだけではなく、ループ範囲を複数保存できるので、練習したい範囲を登録しておいて練習メニューを組むのもいいかもですね!
ただし日本語には対応していないのがちょっと痛いです。
(ていうかdeCodaはフル英語ソフトだったりします)
履歴から練習する曲を選びやすい
deCodaは履歴を自動保存してくれるので、曲の履歴から開くファイルを選びやすいです。
今日はなんの練習しようかな~なんて時は履歴を一覧すればいいのです!
このdeCodaって面白いことに保存の概念がひと味違うんです。
前回作業終了したところを自動的に保存して、再開時に同じ状態で再現されるんです。
逆に意図して保存できないとも言えますが。
だから、あんまなんにも考えずに色んな曲に手を出せちゃいます。
楽器のミュートも割とできる
フィルター機能があって、音域や定位(パン)のエリアで聴こえる楽器をフィルタリングできるんです。(耳コピには必須の機能ですよね。)
原曲を使って練習すると確かに練習しやすいんだけど、本物が混じっているので上手く聴こえちゃうんですよね。
(この理由で原曲使っての弾いてみた動画は僕は信用していません)
そこを練習している楽器の帯域を定位をうまいことフィルタリングして聴こえなくしてやると、あなたの真の実力がわかりやすいって話です(笑)
ちなみにセンターをキャンセル(非選択)してやれば即席のカラオケができます(笑)
さらにそれを音声ファイルに保存できるので用途はいろいろ考えられますね!
フレーズもなんとなくわかる
元が耳コピ支援ソフトなので、わからないフレーズがあっても解析ができることになってます。
できることになってる??
なんでこんな回りくどい言い回しかというと、解析はしてくれるけど分かりづらいことが多いからです(笑)
下の画像の様に解析してくれるのですが、なんのこっちゃって感じですよね。
パートの少ない曲ならわかりやすくとても有用だと思いますが。
まぁ、無いよりは有ったほうがいいという機能かな。
先のフィルタリング機能で特定のエリアの音だけ表示できたりするので、これはこれで機能性は高いんですけどね。
オーディオをインプットできる
ギターなどの入力も対応しているので、PC上で原曲と楽器をミックスして聴くことができます。※
逆にシンセを繋いでいてPC以外にも出力している人は、deCodaの入力をオフにしないと二重に聴こえます。
僕はこの症状が出てシンセが壊れたかと思いました(笑)
なにげに入力はVSTプラグインに対応しているのでアンプシミュレーターを突っ込んで歪みギターでノリノリ練習もできます。
(しかもdeCoda持ってるとAmpliTube LEも無料でゲットできたりします!)
※ギターやマイクの接続には別途オーディオインターフェースが必要です。オーディオインターフェース内蔵シンセで希望の接続端子があれば利用可能です。
ショートカットキーの対応
このdeCodaは、ショートカットキーに対応しているので練習も捗ってますよ。
たとえば、ループ練習しながらのテンポの上下や履歴画面を開いて次の練習曲を探したりもスムーズにできます。
だからPC上級者さんなら素早い操作ができるから病みつきになるかもですね。
しかもそれだけでなくショートカットキーの設定もできるので、deCodaをあなた色に染めることができます(笑)
deCodaの良くないとこ
練習に最強クラスで有用なdeCodaですが、良くないところもあります。
たとえばこんな感じ。
・構成などの解析が完全ではない
・オンコードやセブンス以上には対応していない
・臨時の拍子切り替えができないしテンポチェンジには非対応
・日本語非対応。フル英語。
…と課題はありますが、アップデートは定期的にやっているので持っていて損しないソフトだと思いますよ。
コピー練習好きのミュージシャンには特に持っておきたいソフトです(*´ω`*)
総評
まぁ、いろいろメリットデメリットをお話してきました。
買うか買わないかはその人によるのでわかりかねますが、魅力を感じたなら買いです!
お値段も数千円なのでプラグイン感覚ならやすいですよね(笑)
確かにdeCodaは使い勝手が良くないところもあります。
しかしバージョンアップが重ねられているので将来的には、とても期待できますよ。
僕の曲練習にはなくてはならないソフトになりました。
もうdeCodaなしでの練習は考えられません(言い過ぎですがw)
では、またお会いしましょう♪