【新製品レビュー】Ozone 11(ADVANCED)にしてよかったところ4選!Ozone10ユーザーが体験してわかった本当のところ【AIマスタリングプラグイン】(iZotope)

こんちゃーす!あんどりゅーです。
今回iZotopeからリリースされたOzone 11 ADVANCEDをゲットしたので、良かったところ4選を中心にレビューしてみたいと思います。
僕はOzone 10 ADVANCEDからのアップグレードだったので、その違いも含めてお伝えしましょう!


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目次

Ozone 11 ADVANCEDとは?

まずは、レビューの前にOzone 11 ADVANCEDについておさらいしておきましょう!

Ozone 11 ADVANCEDの基本的な特徴は?

Ozone 11 ADVANCEDとはどんなプラグインなのでしょうか?

以前は、AIアシストのマスタリングツール的なイメージでした。
これはマスターアシスタントという機能で、音を再生するだけで設定できるので特に初心者さんには重宝する機能です。
楽曲の仕上がりが別物になります(マジで)

けど、最近はマスタリングスイートとして使っている人が多い印象です。
(特にプロユースでは)
マスタリングに必要なエフェクターが揃っているので、マスタリングを自分でやりたいという中級者になっても使えますよ。
(Advancedグレードでは内蔵の各エフェクターをプラグインとして個別に使えるからおすすめ)

ちなみにグレードは低い順にElements,Standard,Advancedの3つあります。
中でもAdvanedは高額になりますが、その分サウンドも機能も飛び抜けているのでオススメしたいところです。
(個人的には1択)
目玉機能のマスターアシスタントの結果も違ってくるので、あなたにはがんばってAdvancedを購入してほしいところです!

Ozone 11 ADVANCEDにしてよかった点4選

では、「Ozone 10から11にアップグレードしてよかったと思ったところ」を4つ選んでお伝えしましょう!

その1 マスターアシスタントの音質が向上した

Ozoneといえば、マスターアシスタント
2mixを再生するだけで、AIがマスタリングの設定してくれるというもの。(AIが完全にしてくれるわけではないです)

そのマスターアシスタントをかけた結果は、Ozone 10よりも抜けてかなりいいと感じました!
正直、Ozone 10のマスターアシスタントの結果はあまり満足できていなくなっていたんですよね。
(耳が成長するのです。たぶん。)
だからこの結果に全あんどりゅーが歓喜したとかしないとか(何人おんねんw)

新機能のモジュールが効いているからかな?と思いましたが、どうやらそれだけではないようです。

ていうか、バージョンアップすると確実にサウンドが進化していくOzone。末恐ろしい子😃

Ozone 11のマスターアシスタント中。途中かなりCPUパワーもっていく処理があります(一応アナウンスしてくれてますね)

その2 新機能Clarityモジュールがいかす!(ADVANCEDのみ)

明瞭度を上げる新モジュール「Clarity」(直訳で明瞭さ)。
これは、ピンクノイズ(エッチなノイズじゃないです)の周波数分布に近づけていき明瞭度をあげていこうというもの。

ピンクノイズって、自然由来の音と同様なノイズ分布成分なんですよ。
オクターブ単位で均一の音量(高域ほど弱くなる)なので、1/fのゆらぎ効果でリラックス効果もあるそうです。
それもあって人間の耳馴染みのいいのでしょう。ひょっとしたら気持ちいいのかもです(だからエッチなノイズじゃないってばw)

そんなピンクノイズの分布に中高域を近づけて明瞭度を上げていくのがClarity。
傾斜を変えることでホワイトノイズやブラウンノイズをリファレンスにできます。

その3 マキシマイザーの機能が向上した

マキシマイザーモジュールにUpward Compress機能がついて、小さな音を持ち上げることができるようになりました。
これで、コンプ的な圧縮だけに頼らず自然にダイナミックレンジを小さくできますよ。
(Waves MV2などと同様の機能ですね)

あと、個人的なことで恐縮ですが、リファレンスを使ったマスターアシスタントで音圧を上がりすぎることがあったのですがそれが改善されました。
新機能のおかげかはわかりませんが…。

とにかく自然に音圧を稼ぎたい時にも有用になったマキシマイザーでした。

その4 マスターアシスタントのリファレンスが引き継がれてた

僕は曲のコピーを作る時にマスターアシスタントでリファレンスを読み込んで使うことが多いです。
これをすると原曲の雰囲気が近づくんですよね。

で、今回なにげにOzone11を使ってみたら、今までのリファレンス一覧が自動的に引き継がれてました。
地味にありがたいです!リファレンスの読み込みの手間がかからないですから。

というわけで、やっぱOzoneはコピー派DTMerにもおすすめですよ。

Ozone 11 ADVANCED レビュー!(その他編)

4Kでの表示は?

では、今度は当ブログおなじみ4K表示をみてみましょう。
4K画面DTMerは、どこまで拡大表示できるか気になりますよね?

で、結果ですが、フルHD相当しか拡大できません。
まぁ、必要充分ではあるけども、個人的にはもう少しがんばって欲しかった。
Ozoneふぁいと!

スケーリング100%での4K再拡大表示。うーん、普通かなぁ。

負荷は?

マスターアシスタント適用時の負荷はOzone 10と変わらないようですよ。
個人的には、マスタリングツールなんで負荷とかレイテンシーは大きくても性能がよければOKかなと思います😃
(リアルタイム入力するときはOzoneバイパスしますし)

PCのパワー不足が心配の人は、2mixを書き出してからOzoneかければいいのでそれほど心配はいらないかと。
(本来のマスタリングはそうですよね)

StudioOneのパフォーマンスモニター画面。Ozone 10と負荷はほぼ同じ数値ですね。

勝手に一問一答!

インストールの方法は?

iZotopeポータルという管理ソフトからできますよ。iZotope製品のインストール、アップデートの管理ができるので便利です😃

ライセンスの形式と使える台数は?

ライセンスの認証はiLokとPC認証の2通りできますよ。
1ユーザーあたりの使用可能PCの台数は制限ないとおもいます(複数人で使うとライセンス違反です)

Ozone 11 ADVANCEDの画像ギャラリー!

キャプチャーして紹介してなかった画像でOzone 11 ADVANCEDを感じてもらいましょうか(笑)

Ozone 11 ADVANCEDレビューの最後に

最後までご覧いただきありがとうございます!
ここまで読んでいるってことは、Ozone 11 ADVANCEDに興味津々ってことですよね?(笑)

レビューしてて思いましたが、使える機能が増えているので購入しても大丈夫でしょう!
Ozoneは8から使っていますが、今回のOzone 11はマジでこれはオススメです。
ぜひお財布と相談してみてくださいね(笑)

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