【アナログの魔法】 Softube Passive-Active Packの魅力を深掘りレビューしてみる【EQ3種詰め合わせ】

こんにちは!あんどりゅーです。
今回は…え?どうせSoftubeだろって?
正解です(笑)

まぁ、前々回のTAPE、前回のWasted SpaceとSotubeのプラグインのレビューでしたからね。
では、今回は?

Passive-Active Packです。
これは3つのイコライザーのパックです。
(個別の販売はしていないのでバンドルではなくパックですね)

まぁ、このPassive-Active Packがいい感じにアナログEQできるので、レビューしておすすめしたいと思います。

目次

Passive-Active Packとは?

Passive-Active Packは、SoftubeのEQプラグインパックです。
このパックはハードEQをエミュレーションするPassive EQActive EQ、そしてこれらを組み合わせたSoftubeオリジナルのFocusing Equalizerもパッケージになっています!
この組み合わせなので、場面に応じていろいろなアナログライクなイコライジングオペレーションができます!

つまり、簡単にアナログEQ体験とサウンドをゲットができるってわけです!
現代の一般的なEQは多機能ですが、アナログEQは選択肢が限られています。
でも、それが逆に良かったりします。

なぜなら、周波数が固定されていたり、ゲインも切り替え式なので選択肢が限られます。
なのでやりすぎて迷宮入りしたり、迷って時間がかかるというリスクから開放されます。
特に、生楽器を扱う場合は原音の良さを損なうこともないので、一度使ってみることをおすすめします!

Passive-Active Packの個別プラグイン紹介とレビュー

それでは、Passive-Active Packに入っているそれぞれのプラグインの紹介とレビューをしていきましょう。

Passive Equalizer(パッシブイコライザー)

製品紹介

Passive EQは、音のキャラクターやテクスチャーを微調整するのにオススメのEQです。
このEQは、サウンドに温かみや柔らかさを足すことができますよ。。
特に、ボーカルやアコースティック楽器などのナチュラルなサウンドを追求したい時にPassive EQはいい仕事してくれます。

Passive EQの主な特徴

  • 過去から現在まで数千ものレコーディングで使われている名機のハードウェアをエミュレーション。
  • 緩やかでワイドな3バンドEQ
  • 温かみのあるローエンド。きらめくトップ
  • ローは60Hz固定のシェルビング(ブースト・カット)
  • プレゼンスは7帯域固定(ブースト専用)
  • ハイは10kHz固定シェルビング(ブースト・カット)

※たぶんドイツの有名なハードEQNeumann PEV 930


レビュー

では、Passive EQを使ってみた感想を書いていきましょう。

まず、EQの効きは穏やかかつ音楽的だなと感じました。受け身的かつワイドでクリアー。空気感やふわっとした感じでEQする局面で使いたいですね。たとえば、マスターに挿して使うとか。

Passive EQは、バンド数も少なく、周波数はハイとロー固定、Presenceも選択式スイッチなので、選択肢が少なく迷いにくいです。じっくり選べます。

温かみのあるローエンドは、ベースやキックの自然な厚みを出すのにいいなと思いました。
バンドの周波数とかQがええころ加減なのでしょう。
さすが、名機の再現をしてあるだけあります。

Active Equalizer(アクティブイコライザー)

製品紹介

Passive EQに対して、Active EQは積極的なEQが守備範囲です。
音のパンチやクリアさを向上が期待できます。
またActive EQはダイナミックな音楽スタイルに特に適しており、ドラムやベースなどのパーカッション楽器のサウンドを強調するのが得意ですよ。

Active EQの主な特徴

  • 70年代のスイスアルプスで製造されていた有名なハードEQをエミュレート。
  • 3バンドのピーキングイコライザーとロー/ハイカット

※たぶんハードEQFiltek Labo mk.5

レビュー

では、Active EQのレビューをいってみましょう!

Active EQは、Passive EQ同様3バンド(他にハイ/ローカットもあり)と、パラメーターも選択式スイッチなので、選択肢が少なく迷いにくいです。

けど、Passive EQと違い、3ハンド共周波数を動かせて、ピーキングイコライザーになっています。
しかもQを2種類切り替えできます。

公式によるとPassive EQと対比して、このActive EQは外科医らしいです(笑)
細部にメスを入れたいときはこっちってことですね。

EQの効きはというと、ピーキングイコライザーだけど自然な効き方だと思います。
アコースティック楽器では積極的に使いたいEQでしょう。
シンセサウンドには合わないかも(汗)

ちなみにローカット、ハイカットは効きが良いですよ。

Focusing Equalizer

製品紹介

Focusing Equalizerは、以上の2つのプラグインを踏まえてSoftubeが開発したサチュレーションEQプラグインです。
このプラグインは、特定の周波数範囲にフォーカスすることができるため、細かな音の修正やエフェクトの追加が得意だったりします。
さらに深い音作りができますよ。

Focusing Equalizerの主な特徴

  • サーチュレーション(アナログサウンド)
  • 3EQ(PassiveとActive選択式)
  • ハイ・ローカット
  • Softube開発

レビュー

こちらは先程までのステレオタイプなEQではなく、内部で複雑な動作をしているらしいです。
例えばそれぞれのバンドの周波数はノブに書かれてないです。
上のラジオのチューナーみたいところでハイとローカットを指定できます。これによりバンドの周波数が決定するみたいです。
(EQ部分に「VARIAVBLE BANDS」とあるので可変します)

しかもローとハイはブーストのみ。
これは思い切ってますね(笑)

サチュは、よく効くのであまり上げられない感じです。
SATURATION TYPEでハイやローに影響を与えなくできるスイッチは実用的でいいですね。

とにかくこのEQも同様に操作の選択肢が少ないから、迷わず速いです。
やりすぎることもないですし、手早いワークフローができます。
EQもPASSIVEとACTIVEが選べるのがいいですよ。

共通レビュー

最後にPassive-Active Packの3つのプラグインの共通レビューをしてみましょう。

4K拡大

当ブログ恒例の4K画面(スケーリング100%)での最拡大をみてみましょう。

てか、これやばいですよ!!
4Kじゃ収まらない!たぶん8Kいけるんじゃないのかな?
とはいえ、あまり拡大するとエッジが甘くなるからそこまで迫力はないですが。

これだけ拡大できれば、実用十分ですよね。
ていうかオーバースペックや(笑)

Focusing EQの最拡大チャレンジ!これトリミング画像じゃなくて画面全体なのですよ。ビックリですわ!!

負荷

負荷を見てみましょう。
StudioOneのパフォーマンスメーターで他のプラグインと相対的に見てみてください。

今回の3つのプラグイン共、負荷はなかなか軽いのではないでしょうか?
これならスペックが不安なPCでも使えると思います!

最後に

最後まで御覧いただきありがとうございます!

Softube Passive-Active Packは、3つのプラグインが一つになっていて一粒で3度美味しいですね(笑)
バンドルじゃなくて、パックっていうところがミソ。
場面に応じてプラグインを使い分けるといった使い方がいいですよ😊

特にアコースティック楽器を使う曲にオススメですよ!

では、また♪

アナログちっくEQプラグイン3種詰め合わせパック!


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