【レビュー】BOOMは愛用したくなるリズムマシンプラグインだぜ【音源あり】

こんにちは!
またまたセールに負けてプラグイン買ってしまったアンドリューです。

今回はBOOMというリズムマシンプラグインを買いました。
このプラグインはXpand!2の兄弟でとても使いやすくお気に入りになってしまいましたよ。

というわけで、今回は、リズムマシンプラグインのBOOMのレビューですよ。では、いってみましょう♪

※ここで買いましたよ→plugin boutique
目次

BOOMは高音質! Xpand!2譲り?

BOOMの音質ってどんな感じだと思いますか?
一番気になるところですよね。

Xpand!2と同様にこの価格帯にしては高音質だったりします!
Xpand!2と同じメーカーだからなのでしょうか?
とにかくXpand!2と同様な音がします(笑)

プリセット「DNB 1 165」。ドラムンベースですね!
ちなみに当記事のデモ音源はミックスプラグインをまったく使っていませんよ。

使えるプリセット

BOOMのプリセットはどうなのでしょうか?
プリセットパターンは50種類以上あり、これだけあればまぁ困ることはないと思います。

このプリセットなのですが、Xpand!2みたい使えるパータンが多い印象。
パターンはXpand!2まんまではないですが使いまわししやすい感じですね。
(リズムパターンの好みは人それぞれなので断言はできないですが…)

そして、このプリセットも基準テンポに合わせてジャンル分けしているので楽曲のテンポから検索するのが簡単!
これ意外に助かります。

プリセット「Shuffle Pop 130」。もちろんシャッフルもいけますよ!
ちょっと見にくいですが、プリセット一覧を作ってみました。

リズムパターンが編集できるのが便利!

BOOMはリズムマシーンプラグインだけありリズムの編集ができるのが便利!
グリッドシーケンサーでリズムを構築できますよ。
ベロシティーも3段階でつけられるので、ノリもつけられます。

ただし、一小節単位のリズムになるのが残念。
1小節?って聞くとショボそうですが、後述するようにバリエーションも扱えるので困ることはないですね。

Xpand2!のLOOPSカテゴリーでは良いパターンがあっても編集ができなかったので、この機能はありがたいです!

リズムパターンのバリエーションが使える

実は先述したように、BOOMはリズムパターンのバリエーションが扱えるんです!
これって個人的にかなりの魅力だったりします!

どういうことかと言うと、特定の音程ごとにバリエーシヨンがアサインされているんです。
たとえばC3、D#3、D3…と別々のリズムが割り当てられるってことです。
(キットは変えられない)
この機能を使えば曲中のリズム変化があっても1トラックで対応できるってわけです。

バリエーションのパターンはC3からD#4の16パターン可能でグリッドシーケンサーエリア上部で確認できる!
バリエーションパターンは左のスイッチがPAT SELモードの時に16個のボタンでも指定できますよ。

AメロではC4で全音符。BメロをD4の全音符って繰り返し打ち込んでおいて、リズムの変えられるって言うわけです。
もちろんそれぞれバターン編集できますよ!
Aメロはスネアを抜いておいてBメロはスネアとタムを入れるということもできます。

Xpand!2でできなかったことがこんなにできてワクワクです(笑)

最初のプリセットをバリエーションを1小節ずつ変えていったデモ

ドラムキットとしても使える

ドラムパターンを鳴らすだけじゃつまらない?
のんのん、BOOMはパターンだけじゃないんです。
普通に1音1音打ち込んでいくこともできます。

鍵盤にGMのドラムキット配列でドラムパーツがアサイン(割当て)もされていて、個別に打ち込むこともできます。
だからパターンじゃないドラムもいけますし、パターンのフィルだけ個別に打ち込むこともできますよ!

リズムに柔軟に対応できるのでかなり使いやすいですね。

※C1~E♭2の範囲に割当。

ドラムキットは少ない。。。

これだけやる気を見せてくれるBOOMですが、ドラムキットが少なめなのが残念。
10種類しかないのです。
けどどれもカッコいい音色なので不便することはないのではないでしょうか。

あ、ただ生ドラム系は無いので、そこを当てにしていた人は残念でした(;・∀・)

TUNEやDECAYつまみが便利!

BOOMでいいなと思ったところは多いのですが、デフォルト画面上でもあります。
それはTUNEやDecayつまみがあるっていうこと。

ゲインやパンはよくあるけど、デフォルト画面のツマミでここまでは初めて見たかも。

よく訓練されたDTMerならTUNEやDecayもいじりたいですよね(笑)
ピッチ(TUNE)は曲調によってピッチを高くして軽くしたりキーに合わせて馴染みよくすることもできます。
Decayは短くして歯切れ良くできるし、長くして…と言いたいですがデフォルトで100%になっているので長くすることはできません(;・∀・)

マルチアウトできない

そうなんです。Xpand!2もそうですが、マルチアウト(パラアウト)はできないんでよすね。
パーツごとにリアルタイムでエフェクタープラグインをかけることはできないということです。

まぁ、BOOMの音をリズムパターンとしてみなしてしまえば、まぁよかんべでしょ。

お値段は…セール時安い!

気になるのはBOOMのお値段。
これだけ機能がありますし…きっとお高いんでしょ?

まぁ、定価は約1万円くらいします。安くは感じませんよね。

けどXpand!2と同じでセール時期ならアホみたいに安くなります。

セール時になると…

なんと500円ちょい!破格だ!

音質も機能も十分あるので、全然元は取れちゃいますよ!

というわけで、年に何回かあるセール時期を狙ってゲットしてみてはいかがでしょうか?

plugin boutiqueで値段を見てみる!

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この記事を書いた人

名古屋のDTM愛好家。打ち込み歴は35年。キーボードプレイヤー。打ち込み中心にコピー、作曲などで活動中。
昔のFalcomゲーム(イースシリーズやソーサリアンなど)のBGMコピーも。
fripSideが好きで曲コピーやってます!
オリジナル曲も歌もの、BGM問わず作っています。

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【DAW】StudioOne 6 Professional(Windows版)※3.5から使用
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