【レビュー】Oxford Inflatorは地味だけど、できる子でした【定番】

こんにちは!今回は、伝説のプラグイン(??)Sonnox Oxford Inflatorのレビューいってみます。
これって、サチュのようなマキシマイザーのようなリミッターのような不思議で魅力的なプラグインですよね。

では、そんな摩訶不思議なInflatorのレビューいってみましょ♪

目次

Oxford Inflator のおさらい

では、かるくOxford Inflatorのおさらいをしておきましょう。

Oxford Inflatorは、Sonnoxが2000年代初頭にリリースした強力なオーディオプロセッサープラグイン。トラックに迫力と存在感を与えます。
独特の「オーバードライブ感」を持ちながら、音を割れずにしっかりと持ち上げることができ、ミックス全体をより豊かなサウンドに仕上げることができます。

Inflatorは、その名の通り「膨張させる」ことで、音楽のエネルギーとダイナミクスを保持しつつ音圧を上げることが特徴です。
コンプレッサーとは異なる手法で音の密度とパンチを強化し、透明感を保ったまま音量感を増すことが可能です。
これは特に、ミックスのラウドさを求める時や、全体のインパクトを強化したい場面で役立ちます。

一番古いInflatorのYoutube動画。2006年ですってよ!ほぼ20年前からあるのに現役って…。なにか理由があるはず!

なぜInflatorが気になったの?

え?なんでInflatorが気になったのかって?

Youtubeで結構目に入ってたから。
見た目は地味で古めかしいプラグインな感じ(失礼)
だけど、愛用している人は多いみたいなんです。
そのギャップが気になって使ってみました。

使い方は?

Inflatorの操作はシンプルで、EffectInput、そしてCurveの3つの主要なコントロールで音を調整します。
インターフェースは直感的で、エフェクトの適用具合をスムーズに調整可能。
特徴的なのは、仮想のヘッドルームがあるのでインプットを0dB以上もできる点。
あとは、Curveコントロールを使うことで、音に独特の「温かみ」や「煌びやかさ」を加えられます。

使いどころとしては、ボーカル、ドラム、ベースなどあらゆるパートに適用して存在感を高めることができます。
もちろんマスターバスにも使え、全体的な音圧感を自然に上げる仕上げ作業に非常に効果的です。

Inflatorは、音に生命感を加えたいけれど、コンプレッサーの使いすぎで音がつぶれてしまうことを避けたい場合に理想的です。操作の簡便さと効果の絶大さから、長年にわたってプロのエンジニアたちの中でも愛用されている理由がよくわかります。

ボタン3兄弟(なんのこっちゃ)。①はインプットのクリップ0dBのモード。②は内部でマルチバンド処理。③はエフェクトのバイパス…だと思います。

実際はどうなのよ?

効きはわかりやすいですね。
やっぱりEffectは100%でインプットを突っ込んで使うのが鉄板みたいですが、インプットを上げるとすぐ効いてしまうのでそこまでいかない感じです。歪んでもいいミックスならいいですが。
(仮想のヘッドルームを確保しているので、INPUTが赤くなっても大丈夫よ)

効果としては、幅広くつかえるのですが、ハマると素晴らしい!
ジャンルや目指すサウンドによって、評価が分かれそうなのですが。

実際にどんな感じに変化するかというと、独特の気持ちよさのあるサチュレーターって感じかな。
個人的な感想ですが。

どんな時につかえた? 活用事例

見せ場パートの補強

とある曲のコピーをしていました。
あるスネアが前に出てきたりオケヒがいい仕事をするミックスしがいのある曲です。
けど、どうもそれらが前に出てこないんですよね。

ゲインステージングはしてあるつもりなのですが、これ以上ゲインを上げるとクリップする!!
そんな時あるよね?┐(´д`)┌…って海外通販みたいなセリフいってみたくなります(笑)

そして、おもむろにOxford Inflatorを使ってみたんです。
すると聴覚上の音量は変わらないのに、信号レベルが下がったんです。
で、さらに突っ込むことができ、自分的にナイスな仕上がりになりました。

コンプでもいいじゃんって言われそうですが、それとはまた違うんですよね。

制作初期段階のとりあえずのマスターに

曲の作り始めってとりあえず、いろんな音源を並べて打ち込んで…
ってなると思うのですが、まだミックスもしていないのでしょぼいですよね。

そんな時にマスターにとりあえずOxford Inflatorを突っ込んでおくと、なんかいい感じになるんですよ。これが。
またコンプでいいじゃんって言われそうだけど、違うんですよ(;´Д`)

その他レビュー

4Kでの表示は?

では、恒例の4Kスケーリング100%の最大表示をみてみましょう!
今どき4Kでも画面いっぱいにできるのが当たり前です。
Oxford Inflatorもさぞかし大画面になることでしょう!

ってなんでやねーん!!(笑)
ぜんぜんちっこいですがね。

まぁ、できないことはないけど、うーん。

負荷はどうかな?

負荷はね、これだけいい仕事するんだからさぞかし高いんでしょうね!

ってなんでやねーん!負荷低いやないかい!
(いやいや、これはいいじゃん。突っ込みたかっただけじゃん(笑))

これなら、トラックというトラックにインサートできそうですね!
(性的な意味で(こら))

何台のPCまでインストールできる?

1ユーザーで2台のPCまで使えますよ。
モバイルDTMでも活躍しますね😊

最後に

レビューを最後まで御覧いただきありがとうございました。
Inflatorの魅力伝わりましたでしょうか?

このプラグインは掴み所がないっていうか、初見でいい感じに使えるものではない気がします。
気持ちの良いポイントを探していくと輝くプラグインでしょう。

今ならギリギリセールですよ!

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