【レビュー】Sonnox Oxford Limiterでクリアなリミッティングを手に入れるのです!【DTMプラグイン】

こんにちは!SonnoxのOxfordシリーズ大好き あんどりゅーです(笑)
DTM楽しんでますか?

えーっと、懲りずにまたまたOxfordシリーズを手に入れてしまいました。
今回は、Oxford Limiterでっす!

Limiterといえば、マスタリングなどで重要な役割のエフェクターですよね。
Oxford Limiterといえば、以前より評価が高いことで知られています。

というわけで、SonnoxのOxford Limiterについてレビューしていきます!!

今回は専門用語が多めになりました。プロ向けのLimiterらしくマニュアル見ても難しかった…(プロじゃなくても使えるけども)

じゃ~ん、これがOxford LIMITER!Oxfordシリーズの爽やかなブルーが映えますね!
目次

Sonnox Oxford Limiterの特徴をおさらい!

ここで、少しだけOxford Limiterについておさらいしておきましょう。

Sonnox Oxford Limiterは、伝説的なデジタルコンソールSony OXF-R3の開発チームが受け継いだSonnoxが手掛けた実力派Limiterです。
OXF-R3のリミッターをモデリングしているので、もちろんプロ仕様です。

中でも高精度なピーク制御と独自の「Enhance」機能で、音に透明感と迫力を与えるのが特徴。
そして、ヘッドルームに余裕があるので音を歪ませずにピークを抑え、大音量でもクリアな仕上がりを実現します。

シンプルで直感的なデザインも惹かれますね😊

なぜOxford Limiterが気になったの?

では、なぜ僕がLimiterを気になったのでしょう。その理由に迫ってみましょう!

Sonnox製品が好感触だったから

やっぱりSonnoxのプラグインは、とても魅力的でなんやかんやで使っちゃうんですよね。
InflaterやOxford EQは特に使っています。
高音質というか、原音を損ないにくいので使い勝手がいいです。

やっぱりOxfordシリーズってデジタルミュージックとの相性がいいんですよね。

高評価なリミッターだから

Youtubeで定番リミッターの比較でちょいちょい出てくるのが、Oxford Limiter
やっぱり気になるんですよね。
シンプルかつ前時代的な見た目なのに、なぜだ!?って思ってました(笑)

各部を画面でレビュー

では、キャプチャー画面を見ながら各部分のレビューをしていきましょう。

INPUT部

INPUT部は、難しいことは無いと思います。
ただ、ヘッドルームが+18dBFSまであるのに注目!
リミッターなんだから当たり前かもしれないけど、余裕と貫禄を感じますね。

つまみ・パラメーター効果補足
インプットメーター入力の信号レベル。スレッショルド値は三角で表示。ヘッドルーム+18dBFSまで
THRESHOLDスレッショルド。しきい値。プリプロセスとAUTO COMPに対してのスレッショルド。
INPUT GAIN入力ゲインの調節スライダー

PRE-PROCESS

アタックタイムとリリースタイムが0.052ms~と超高速設定もできるので頼りがいがあります。
AUTO GAINは、いわゆる入力と出力のゲインを揃えるものではないので気をつけましょう。
後段に送るための信号をちょうどいい感じにするものみたいです。たぶん。
(マニュアルが難しいんだもん)

つまみ・パラメーター効果補足
ATTACKリミッターのアタックタイム0.052ms~
RELEASEリリースタイム0.052ms~
SOFT-KNEEソフト二ー。ハードリミッティング~ソフトリミッティングの設定。0dB(ハードリミットティング)~10dB(ソフトリミッティング)
GAIN REDUCTIONゲインリダクション(減衰量)
AUTO GAINピークリミッティングに送る前のゲインを自動補正通常のオートゲインとは違うので注意

OUTPUT

正直ここがいちばん肝だけど分かりづらいです。
エンハンスは100%以上でパンチを与えるらしいです。

SAFE MODEボタンでセーフモードになります。
常にリミッティングするようになるようです。
ノーマルモードの場合、エンハンススライダー100%以上でリミッティングします。

モードでENHANCE スライダーの挙動が変わるのですが、あまり理解できてない僕がいます(笑)

つまみ・パラメーター効果補足
ENHANCEエンハンススライダー。0-125%
SAFE MODEセーフモードのオンオフ。エンハンススライダーの挙動が変わる
OUTPUT TRIMアウトプットゲインの調節
RECON METERリコンストラクション メーターボタン。DA変換時のインターサンプルピークをメーターに表示。
AUTO COMPオートコンプのオンオフ。リコンストラクションオーバーロードの補正。トゥルーピークの補正。インターサンプルピークを抑える
PEAK HOLDピークホールドのオンオフ。
ピークメーターのピークのホールドをする。
DITHERディザーメニュー。ディザリングなし/16bit/24bit
TYPEディザータイプの切り替え(5種類)TPDF/ノイズシェービングオプション(4種類)
DEPTHディザリング処理の量0-100%
アウトプットレベルメーター出力レベルの量

Oxford Limiterの音質は?

このOxford Limiterの音質はクリアですから、デジタルミュージックにはとても合うことでしょう。
自然な仕上がりになるし、元の音の良さを大切にしたいシーンで使いたいですね。
DA変換時の意図しない突発的なピークも抑えてくれるので、あんしんです。

エンハンス機能で上品なパンチ感も出すこともできます。
アコースティック系にもいいかもですね。

その他レビュー

Limiterの4K表示と負荷について見てみましょう!

4K表示

4K(スケーリング100%)での最拡大表示を見てみましょう!
今どきのプラグインは、ほとんど対応していますからきっとLimiterも大丈夫でしょう!

では、見てみましょう…ちっさぁぁぁ(知っていたけど(笑))
Oxfordシリーズは、みんな4Kに対応していないだけでなく、拡大縮小もできないんですよね。
うーん、いいプラグインなだけに残念だなぁ。

負荷は?

プラグインで気になるのは負荷(CPUに対する重さ)。
Limiterはどうかな?
では、いつも通りStudioOneのパフォーマンスモニターで見てみましょう!

おっ、負荷は軽量です!
プロ仕様のマスタリングでも通用するリミッターだから、もっと負荷があると思っていたのですが。
意外に軽いですね。まぁ、DTM黎明期からあるから、そんなに重くはならないか。

Studio OneのパフォーマンスモニターでOxford Limiterの負荷を測ってみました。他のプラグインとの相対的な数字で見てほしいのですが、これは軽いプラグインですね!

ライセンスについて

Sonnox Oxford Limiterの導入やライセンスを見てみましょう。

ライセンス管理はiLokで

Sonnox製品は、iLokでライセンス管理します。
といっても、クラウドでできるのでドングルはいりませんよ。
iLokのアカウントは用意しておきましょ。

導入までを振り返ってみた

どうやってLimiterを導入したかを振り返ってみました。

公式サイト(Sonnox)からダウンロードしたファイルをインストール。
DAWのプラグインスキャンの時にオーソライズします。
ログインして、iLokロケーションを選択していきます。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます!
リミッターって適当に選びがちですが、ちゃんとリミッターを比べるてみるのをおすすめします。

このOxford Limiterはクリアでちょっとパンチを与えたい場合にいいですよ。
音圧上げたい場合はOxford Inflatorがおすすめです。

以上、「次のSonnoxプラグインどれにしようかな」とよだれを垂らしているあんどりゅーでした(笑)

では、またお会いしましょう!


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