こんにちは!あんどりゅーです!
今回は、なんとあのJD-PIANO入門の記事です!
では、いってみましょう♪
刻みJD-Piano(TK-PIANO)入門
JD-Pianoとは?
ところでJD-Pianoって、いったいどんな意味なのでしょう。
知っているとは思いますが、一応、確認しておきましょう😊
小室さんの曲で一世風靡したピアノ音色
JD-Pianoとは。。。あれですあれ。
…実はJD-Pianoってちゃんと説明できるかというと自信ないです💧
音色だけの意味と演奏パターンの意味まで入ってくる時があって微妙なんですよね。
音色だけの意味ならば、RolandのJD-800というシンセのプリセット54番に入っているピアノの音色です。
JD-800は30年前に発売されたシンセの名機で、見た目はデカくてスライダーがたくさん並んでいるのでちょっと圧倒されます(笑)
数回実物を見たことがありますが、何回見てもデカイです。
ちなみにJD-Pianoに似たものにM1 Pianoというものがあります。
JD-800と同時代のKORGのシンセM1のプリセットのピアノ音色で、JD-Pianoとほぼ同じ奏法でいけますが、テイストが若干違います。
基本的にJD-Pianoって、狭義ではこのピアノ音色のことを指すと思います。
しかし広義では今回みたいな刻みフレーズパターンを言うこともありますので、言葉の使い方は難しいです(笑)
TK-PIANOの場合はバッキングパターンのことを指すことが多い気がします。
ここらへんはあまり資料がないのでなんともいえません。。。
JD-Pianoは、ダンス系の曲などで活躍!
JD-Pianoって、あのTK(小室哲哉さん)の曲でよく使っていたので、実に多くの曲で使われています。
(特に90年代のJ-POPとか)
使用頻度は少ないですが現在の曲でも使われているので、使いこなせばダンス系やデジタルJ-POPで活躍しますよ。
ちなみに僕の好きなfripSideでも多用されています。僕は小室さんでJD-Pianoを知ってfripSideのコピーで勉強したって感じですね。
意外に幅広く使えるので、知っておいて損はないでしょう。
僕は中毒者なので常用してます😏
初心者さんがやるとダサくなりがち
だがしかーし!付け焼き刃でJD-Pianoのフレーズを作ると安っぽいペラッペラのフレーズになりがちです。
(以前の僕のことですか?)
ベタの打ち込みだとうまくいかないんですよね。
これにはコツがいるのです。
けど、この記事を読んでいけば大丈夫ですよ!(たぶん)
使うシンセプラグインはこの2種類がオススメ!
JD-Pianoは実機を使うのはハードルが高すぎるので、DTMではシンセプラグインを使うのがオススメです。
僕がよく使うのは、この2つです。
No.53 Piano
比較的新しいJD-Piano専用プラグイン。なんと無料!(開発者様ありがとうございます!)
出音もバッチリ使えるプラグインです。
無料プラグインって信用がおけないのでめったにオススメしないのですが、これは別格なのでおすすめしちゃいます。
最初からオクターブでレイヤーしてあるのがまたいいですね!
バッキングではレイヤー1個でソロではオクターブレイヤーで使うといったことが簡単にできます!
https://twinkledisc.net/no53piano/
UVI SynthAnthology2
フランスのUVIの多数のビンテージシンセを再現したプラグイン SynthAnthology2。
これは有料なのですが、No.53 Pianoが登場する前まではこのプラグインがよく使われていました。
なかなかJD-Pianoが収録してあるプラグインってないんですよね。
UVI Synths Anthology 2 | beatcloud
JD-Pianoの基本的な刻みパターン
では、実践で使えるJD-Pianoの刻みパターンをご紹介しましょう♪
基本パターンA/B
僕は基本的にパターンは2つあると思っています。
まずは、わかりやすく右手のパターンだけで見てみましょう。
小節頭からくるパターン(仮にパターンAとします)と、8部遅れて裏から入るパターン(仮にパターンB)ですね。
16分音符3つが一つの単位になっている!
先程の譜面難しく感じましたよね?
こんなん無理無理って(笑)
けど、よく見てください。ABどちらのパターンも右手パートは16分音符が3つのかたまり(付点8分音符)で構成されています。(音価は違いますがタイミングは付点8分で刻まれてます)
なので難しく感じますが、原理はかんたんです。
ちなみに小室さんの曲の譜割りで332と言われるものと同様だったりします。
(タータータってヤツです。え?それじゃあわからない?そうですか・・・)
原理はたぶん一緒なんですね(笑)
基本的に右手と左手がオルタネイト(交互)させて弾く
でさらに特徴的なのは、ピアノの左手が入るってことですね。
右手のと交互に左手のベースパートが入ってきます。
(同時に弾くパターンもありますし、手は省略されることもあります)
でも適当に左手のパターンをいれるとなんともダサくなってしまいます。
(以前の僕です)
左手の加減は、曲調やベースパートとの兼ね合いがあるので、右手パートをミュートさせてしっかり組み立てるといいでしょう。
ここを適当にやってしまいがちですが、ノリが全然違ってきます。
実は左手も基本3の塊なのですが、締りを出すためにいいところで右手の16分音符後にベースパートをいれるといいでしょう。
その他のコツ!
手弾きでの入力がおすすめ
このTK-Pianoって手弾きでリアルタイム入力がおすすめです。
ピアノロールにマウスで入力だとあまりうまくいかないです。
手弾きのバラけ感がいい味を出すと思います。
とはいえクオンタイズの開始は100%で終了を0%(スタワンの初期値)でやるといいかも。
(開始は揃えてデュレーションやベロシティーのバラつきで手弾き感を出す感じ)
ゆっくりのテンポでいいのでチャレンジしてみてください。
コンプを深めに掛ける
TKピアノってコンプレッサーを深めにかけるとTKぽくなります。
が、今風に使うのならそこはケースバイケースですね。
結構そのままの音圧で成立したりします。
(アンサンブル中ではEQがいると思いますが)
解説動画
最後に
TK-Pianoのバッキングの打ち込みは理解していただけましたでしょうか?
僕もまだまだ開拓中なのですが、もうちょっと応用できてですねぇ。。。
Twitterなどで拡散していただくなどの反響があったら応用編を書いてみたいと思います。
(拡散してくださいってことです。言わせんなよぉ(笑))
では、また♪