こんにちは!あんどりゅーです。
最近、初心者さんにDTM教えたり、質問もらったりすることが多くなりました。
そこで実際にあったトラブルや質問をまとめて記事にしてみました。
これは実際にDTM初心者さんにあった出来事です。
この記事を読んでおけば、トラブルを未然に防げるかもしれません。
明日は我が身(笑)
あなたの身にも降りかかるかもしれませんので、心の準備をしておきましょう。
一応、この記事はCubaseとStudioOneの両対応です。
鍵盤を弾くと複数の楽器が同時に鳴るって?
リアルタイムレコーディングの時に鍵盤を弾くと他のトラックの楽器の音も鳴ってしまうんですか?
そんな時は他のトラックのモニターボタンを消しましょう。
モニターボタンは、多くのDAWでスピーカーマークになっています。
モニターボタンは入力中の音を鳴らす機能で、トラックを選択すれば自動で有効になりますよ。
手動でも有効になってしまうことがあるので、適宜無効にしましょう♪
何もしていないのにビブラートがかかるって?
なんか知らないけど、打ち込んだの再生したらビブラートがかかってて気持ちわるいって?
ひょっとして、MIDIキーボードの左側にあるモジュレーションホイール ※1 が効いているかも?
モジュレーションホイールは、普段一番手前にしておきましょう。
手前じゃないとモジュレーション※2が効いてしまうのです。
ヤマハやNI(KOMPLETE KONTROL)などのホイールタイプのMIDIキーボードは注意しましょう。
※1 モジュレーションホイール:MIDI鍵盤の左にある円盤が半分埋まっているタイプのコントローラー。スティック型もある。デフォルトではビブラートが多かったがEDMシンセではフィルターのカットオフが設定されている。演奏表現としてはビブラートはロングトーンのコブシやフィルターは開いたり閉じたりして使う(?)
※2 モジュレーション:DTM(MIDI)では音色を変調させる演奏表現機能のこと。モジュレーションレバーやホイールに設定されている。その他にもいろいろな種類の変調に対してもこの言葉を使うことも多い。
他の人とDTMデータのやり取りをしたい
え?他の人とDTMデータのやり取りをしたい?(怪訝そうな顔)
難しいのでDTM初心者さんにはおすすめしません。
トラブルが起きた時に面倒してくれるDTMerさんが身近にいれば可能ですが。
※動画編集に詳しければ同じ要領だからいけるかも?基本詰みます(笑)
DAWのデータ(プロジェクトファイル、ソングファイルなど)をそのままでやり取りする場合、
DAWの種類・バージョン・グレード・使う外部プラグイン
…を合わせる必要があります。
よほどのことがない限りおすすめしません。(特に初心者さんは)
DTMデータをやり取りするときは、基本的にトラック別にオーディオ化したものをオーディオとしてやりとりします。(パラデータやステムデータ、場合によって2mixも)
受け手側DAWでそれぞれのオーディオデータを取り込みして作業します。
オーディオデータもMIDIデータも使っているDAWやプラグインが違うとまったく使えないのです。
MIDIもMIDIファイルでやり取りできますが、同じソフト音源でないと完全に再現はできません。
(ソフト音源は受け手側でトラックに割り当てる)
楽譜の代わりに参考としてやり取りすることは考えられますが。
ちなみにMIDIはスタンダードMIDIファイル(.smf)でやりとりします。
プロジェクトファイルだけでもMIDIのデータは入っているので、同じDAWならMIDIのやりとりはできたりします。
DAW内蔵音源縛りでのやりとりならありかもです。
あれ?オーディオがない?
DAWのデータを開いたらオーディオがない?
(もしくはアラートが出てくる)
あ、もしかしてデータをコピーしたりや他の人とやり取りしましたか?
MIDIデータだけならプロジェクトファイルだけでいいですが、録音やオーディオ化したときはDAWに取り込まれたオーディオデータが必要です。
その位置関係も守らないと正常に再現できません。
なので、やり取りはバックアップでは、ひとつ上(親)のフォルダに対してやりましょう。
あと、やり取りする場合、フォルダのままだとやりとりできないことが多いので、圧縮しましょう。1つのファイルにまとまり他の人とやりとりしやすいですよ。
まちがってもプロジェクトファイルだけではダメなので、覚えておいてくださいね!