どうもどうも。アンドリューです。
欲しかったシンセFA-07を先日購入したので、感想を書いていきたいと思います。
なるべく難しい言葉は使わないようにするつもりですが、やっぱ最低限の専門用語は使っちゃうかも。
ま、そんなこんなでいってみましょう♪
【鍵盤】セミウェイテッドと76鍵の優越感がステキ!
まずFA-07の鍵盤。 FA-07は、セミウェイテッド鍵盤っていってちょっと重りが入っているんですよね。
だから普通のシンセのバネっぽい弾き心地ではなく、ちょっとお上品かな?って感じ。
この鍵盤は確かにいいけど、若干重く感じる時も。
特にピアノとオルガンの音色では重いかな〜。
前のメインだったVR-09(シンセ鍵盤)に慣れたせいもあるんでしょうけどね。
シンセ買った時はいつも感じることなので、これは慣れると解決するでしょう。
そして、FA-07の76鍵※1ってなにげに便利。
61鍵ではドラムキットのC2※2より下って、すぐ弾けないから※3使いづらかったけど、ドラムキットの全部にアクセスできるのはいいね!
ベースもオクターブボタン無しで演奏できることが多いし。
※2:真ん中のドの2オクターブ下。メーカーによって違うこともあるけどC4が真ん中のド。ということでC2は61鍵の最低音なのです。
※3:オクターブボタン押さないといけないからメンドクサイ(笑)けど、C2より下にバスドラとかスネアのバリエーションがあるときもあるから見過ごせないです。
76鍵って、なんか「わかっているキーボーディスト」って感じでやっぱステキ。
61鍵が主流の中で、76鍵を持っていることの意味。深い(笑)
入門機やエントリーモデルは61鍵が多いし、ステージピアノは88鍵になります。
ということは、76鍵シンセって、まぁまぁいいやつじゃね?ってキーボーディストは感じると思います。
自己満ですが、自分を演出するのもライブミュージシャンには必要なことだと思うのです。
【音色】スーパーナチュラル音源はステキだけど…
FAって、音色はカテゴリー分けしてあるけど、なかなかアクセスしづらいカテゴリーがあるんですよ。
音色って10個あるカテゴリーボタンを押せばリストが出てくるんだけど、そのボタンから全カテゴリーにいけるわけではないみたい。
(まぎらわしい)
まぁ、メニューに潜ってトーンリストを表示させることはできるけど、メニューからアクセスってないよねぇ。。。
直感的に音色選べないって「あ゛ー」ってなる(笑)
音色は、スーパーナチュラル音源※1の音色はやっぱいいね。
だけどスーパーナチュラル音源だけだとキャラクターが似ちゃうから、PCM音源※2も充実しているのはとてもありがたい。
使い分けもできるしとても便利。
またスーパーナチュラル音源とPCM音源の音色は、ちゃんと明記してあるのが嬉しいです。
使い分けたいですから、これも小憎いありがたさです(笑)
ピアノの音色は、今のところVR-09のGrandPianoVの方が好きかな。ふわっとキラッとさせる音はVR-09かなと。
ピアノピアノした曲ならFAがいいと思う。
ちなみにFAと違ってVR-09のピアノはスーパーナチュラル音源じゃないです。
※2:楽器などをサンプリングしてそれを元に音色を作る音源方式。ごく一般的なシンセが採用している方式。
オルガンはやっぱVR-09の方が秀逸!
FAは、スーパーナチュラル音源だけど正直弾く気になれない。VR-09を持っていなければそんなこともないだろうけど。
(後日注:オーバードライブオルガンは、FA最高かも。DeepPurpleの2期のサウンドにはおすすめw)
シンセリードはスーパーナチュラル音源が充実していて楽しい!けど、自分の好みより若干カットオフ※が低い感じ。つまみで調節できるからいいけど。
スーパーナチュラル音源の音色は、一部カテゴリーにしかないです。たとえば、ピアノやエレピ、シンセリードは充実しているけどソロストリングス?や管楽器にはないのでちょっと残念。
追加の音色ライブラリーも導入できるけど、多分PCM音源しかないようですよ。
【その他】オーディオインターフェース、シーケンサーなどなど
FAって、オーディオインターフェース内蔵なんだけど、PCに繋いだらすぐ認識しました。
超便利。曲の練習もしやすい。
DAWソフトの音がシンセから出てくるのは新鮮!
FAのオーディオIFはDTMでガチで使うには少し使いにくいです。サンプリングレート44kHzだけで48kHzに対応していなかったりで…。お試しでやるには十分ですが。ガチでやる時は別途買いましょ。
シーケンサー※1内蔵ってことで4小節打ち込んでみたけど、わかりやすくて好印象。普通に打ち込めました。
ハードシンセで打ち込みを経験している人なら、簡単な打ち込みならすぐできるでしょう。
デフォルトで4小節ループになっているのもグー!ルーパーみたいな使い方もできます。
インプットクオンタイズ※2の設定も簡単で、すぐレコーディング体制に入れるのはヨカね。
※2:リアルタイムで弾いて入力する時に自動的にリズムを整えてくれる機能。これがあると便利なのです!
あとテンポつまみがあるんだけど、これもいいね!
BPMが7セグ液晶で表示されるから分かりやすい!
ゆっくり入力したい時とかにもテンポ変更しやすいです。
ドラムパターンも簡単に呼び出せるのもいい。練習の友にできそう。
パターンも多いし、フィルのバリエーションもあるし遊べそう!
9つあるパッドでサンプラーもできるのがFAのいいところ。
サンプラーも楽しい!
けど、はじめから入っている音はあまり遊べない^^;
ゲワイごっこしてみるか。
まとめ!
といった感じで、FA-07の感想を書いてみました。
正直需要はないでしょうが、ちょっとでもシンセに興味を持つ人が増えたら嬉しいなと。
あ、(ないと思うけど)質問などもお気軽にどうぞ♪
では、また☆
感想をコメントしていただけるとありがたいです\(^o^)/
コメント一覧 (2件)
はじめまして
先日、楽器店へ行ってきました。
MONTAGE7の弾き心地がとても気に入ったのですが
値段的に厳しいこともあり、FA07と迷っているうちに
アンドリューさんのページへ来ました。
何かアドバイスがあれば、お聞かせください。
korgN364 yamahaP115所有です。
コメントありがとうございます!
MONTAGEいいですよね~。僕もFA購入後に試奏したんですが、弾いてて気持ちいいです(^o^)
FAとMONTAGEって比べちゃうとお金が許せばMONTAGEになっちゃいますよね。
つよくんさんがどんなジャンルやスタイルで音楽をしているかわからないので、細かいことはまだお答えできないですが、FA-07は鍵盤がいいので手弾き派にはオススメです。
ピアノもスーパーナチュラル音源なので弾いてて気持ちいいですよ。
KORGのN364を持っているんですね!確かミドルクラスくらいの年式的にはだいぶ前の機種ですよね!
N364って聞いて、あーそんな機種あったなぁって懐かしくなったくらいです(笑)
けど、ちゃんとしたシンセなので今もつかってらっしゃるんですよね(^o^)
FAは、Rolandのキャラクターがあるで、KORGの形のはっきりした音で慣れていると線が細く感じるかもです。
全体的に地味な音色が多いですが、ツマミで軽くエディットすると明るくて粒立ちのいい音色になります。
16音色をどんな風にもスプリットやレイヤー(鍵盤でのレイヤーは1グループのみですが)できますし、インサートエフェクトも全チャンネルにあるので厚い音にすることもできます。
あとはやる音楽や個人の好みなので、試奏してみて気持ちよければ購入してみるといいと思いますよ。
重ねてご質問があればまたどうぞです(-ω☆)/