【Roland】OCTA-CAPTUREを10年愛用したレビューをしてみる【オーディオIF】

こんにちは!あんどりゅーです。
DTM楽しんでいますか?

僕が10年使っているお気に入りのオーディオインターフェースがあります。
それはRolandのロングセラー製品のOCTA-CAPTURE

この製品はホント息が長いです。発売10年以上経っているのに未だに現行製品です。
下位製品のDUO-CAPTUREやQUQD-CAPTUREはモデルチェンジしたのに。
このOCTA-CAPTUREだけは別格だったのかな?

というわけで、前置きが少し長くなりましたが、OCTA-CAPTUREのレビューいってみましょう!

目次

OCTA-CAPTUREの使い勝手編

入力端子が多いから録音に便利!

何と言ってもOCTA CAPTUREは、入力端子が多いので便利です。XLRの入力だけでも8つできます!

これだけ入力端子があるので、ギターやベース、ボーカル録音の時にやりやすいです。
バンド録音じゃなくても、いろいろなパートを繋ぎっぱなしでRecできます。
マイク、エレキギター、アコースティックギター、ベースなどを繋ぎっぱなしで次々レコーディングできるので、レコーディングが早くできますよ。(Hi-Zは2チャンまでですが)
オーディオレコーディングメインの人は特にありがたいですよね。

まぁ、見た目的にもこれだけ入力があると壮観です!
なんか凄腕DTMerになった錯覚に陥ります(笑)

僕はギター録るくらいだからこんなにもいらなかったかなぁ…とは思っちゃったりしますが💧

※1:OCTAは8を意味します。正式名称がUA-1010なのは、デジタル入出力のコアキシャルのインとアウトがそれぞれ2チャンネルずつあるからです。
※2:INPUT1と2は、ギターやベースを直で入力できるHi-Z(ハイインピーダンス)に対応しています。
INPUT7と8は、バスドラムなどの大音量入力用に規定入力レベルやインピーダンスを最適化してあるらしいです。バンドでのレコーディングにもしっかり対応できるってことですね。

オートセンス機能は便利

OCTA-CAPTUREは、ゲインを自動で設定してくれる「オートセンス」機能が便利ですよ。
なんてったって、オートセンスモードにして、音を鳴らしてるだけでゲインを設定してくれるそれを確定させるだけ!
楽ちん楽ちん♪

しかも複数のチャンネルも同時に自動調節できるので、バンドでのレコーディングでも重宝することでしょう。

配信などにも使えるけどもループバック機能はない

OCTA-CAPTUREはループバック非対応だけど、力技でDAWの音を録音できたりします。
(と言っても、アウトからインにシールドを繋ぐわけではないです(笑))

だけど、画面を動画にする時は自分の声をモニタリングできないのが難点。
(やり方知っている人教えてください。。。前はできた気がするのです(;´Д`))

配信やりたい人には、積極的にはおすすめできないかも。

ルーティングが分かりづらいから凝ったことをするときは注意

このOCTA-CAPTUREですが、パッチベイや4つのダイレクトミキサーがあるので、高機能です。
なのですが、それらを使おうと思うと頭がこんがらがってきます(;´Д`)

といっても、ソフトを使ってPCでも設定できるんで、ブロックダイアグラムとにらめっこしてやればできるとは思うのですが。。。

OCTA-CAPTUREのブロックダイアグラム
初見殺し??OCTA-CAPTUREのダイアグラム

操作性はそんなによくない

OCTA-CAPTUREは、操作性は良くないです。
機能が多いせいもありますが直感的ではないですね。
まぁ、オーディオインターフェースはどれもそうでしょうが(笑)

液晶画面の右隣りのツマミでカーソルと決定になります。それはいいんですが、画面が直感的じゃないのですよ…

熱をもちやすい

熱を持ちやすいのも弱点かもです。冬でも温かいくらいは熱を持ちます(笑)
USBのバスパワーではなく、ACアダプターの電源を使っているせいもあるのかな?

とはいえ、熱で暴走することはないので安心してください。
けど、後述のつまみベトベト事件にもなりかねないので、熱対策しておくといいかも。

対策としては、通気の良いところに置くとか、ゴム足を高く嵩上げするとかするといいかも。
少なくとも狭いところに置かない方がいいでしょう。

OCTA-CAPTUREの経年劣化編

経年劣化でツマミがベトベトに…

OCTA-CAPTUREのツマミって上質なコーティングがしてあるのですが、経年劣化でつまみの表面がベトベトになることも。
原因はよくわからないですが、熱を持つのも原因かもですね。

とはいえ、ベトベトになっても無水エタノールとか重曹で取れるから大丈夫ですよ!
コーティングは取れちゃうので少しチープにはなりますが。

ていうか、現行のは対策されているのかもしれませんね。たぶんですが。
今から購入する人はやっぱり熱対策はしておいたほうが賢明ですよ。

経年劣化でツマミ類がベトベトになったので、アルコールなどで拭き取りました。リッチな質感は失われましたが、これで延命できるのならありかなと。

端子・接点類のバリはない

そういえば、端子などの接点不良がないです。
10年使っているのに現役で使えるのは素晴らしいです!
いいもの使っているんでしょうね😊

音質はよいです

音質に関しては、OCTA-CAPTUREってよいと思います。
DTMでガンガン使っていますが、不自由はしていません。

プロでガンガン使うには心許ないかもですが、趣味でDTMする分には全然オッケーです!
そりゃあのRolandのロングセラーオーディオインターフェイスですからね(笑)

ハイグレードのオーディオインターフェイスメーカーRME製のとは比較できないですが、そこまで遜色があるとは思えないんですよね。
少なくとも値段分の音質は全然あるでしょう。

ちなみに同じメーカーのFA-07のオーディオインターフェースと比較するしても音質は若干いいです。
ちょっと引っ込んだ感じになるがまとまりはいい感じと思われます。

せっかくOCTA-CAPTUREにするのなら、USBケーブルを高価なものにしてみるのもありですよ。
僅かな差ですが、音が音楽的になったりします。たぶん(笑)

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レイテンシーは…

リアルタイム入力やレコーディングで気になるのがレイテンシー
OCTA-CAPTUREは、グレードにしてはレイテンシーはなかなか詰められないかなといった印象。
といっても、レイテンシーは感じない程度ですけどね。

このグレードだと価格帯が一個上のRMEのBabyfaceとかも比較対象にしたくなっちゃうんですよ(笑)

ちなみに…

以前は、DAWが落ちるとOCTA-CAPTUREのドライバーも道連れになり、PCを再起動しないと使えなかったりしてました。
これが制作がノッている時に起きると面倒で(笑)

今は、なぜか改善されDAWがおちてもDAWの再起動だけで済むようになりました。
OSが改善されたのか、DAW(StudioOne)が改善されたのかはわかりませんが…

こんな人におすすめ

  • バンドでレコーディングする予定のある人
  • 入門グレードのオーディオインターフェースを卒業したい人
  • シンセはRoland党という党員(笑)
  • あんどりゅーさんリスペクトなDTMer(0人)

OCTA-CAPTURE レビューの最後に

と言った具合に10年間愛用してきたOCTA-CAPTUREのレビューをしてきました。

振り返ってみて思うのは、これ買ってよかったなと思います。
とにかく故障しないで、満足いくDTMができているからですね。

Rolandのロングセラーなんで、迷っているのならこれに決めても後悔しないですよ!
入門グレードとの格の差がわかると思います(笑)

ではまた♪

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