こんにちは!あんどりゅーです!
すっかりDTMの秋になりましたね!
秋といえば、プラグインのセール!
というわけで、またセールに負けて買ってしまいました!
今回の戦利品はSynthwave Keys。
Synthwave※に特化したシンセプラグインです。
79ドルが9ドルとクソ安かったから思わず買ってしまいました。
しかも、Pluginboutiqueで買ったから、W.A Productionのミックスプラグインがおまけで付いてきました(笑)
というわけで、レビューさせていただきます!
Synthwave:80年代のレトロシンセを彷彿させるジャンル。ジャンルが確立したのは2000年代らしいです。知らんかった。→Wikipedea
Synthwave Keysとは80sシンセのロムプラー
と、その前に知らない人のために、少しだけSynthwave Keysについてご説明しましょう。
Synthwave Keysとは、BeatSkillzというメーカーのシンセプラクイン。
80sのハードシンセ(アナログ?)を収録しているのですが、単に録音したのではなく80sレジェンドのエフェクターやアウトボード※1で処理した即戦力の音色が魅力だったりします。
いわゆるロムプラー※2シンセなので、込み入ったエディットはできませんが、それが逆にシンプルで使いやすかったりします。
というわけで、Synthwave Keysは80sシンセの即戦力音色を気軽に楽しめるシンセプラグインです。
※1 アウトボード:外付けのハード機材。コンプなどのエフェクターを指す場合が多いのかな?
※2:ちなみにロムプラーという単語は最近知りませした。ていうか、このプラグインを買って初めて知りしました。知らないことって意外にたくさんあるんですね^^;
Synthwave keysの出音などをレビュー
では、レビュー行ってみましょう!
Synthwave keysって、デモ曲を聴いた感じだとハードシンセ感がたっぷりで魅力的だったのですが、実際弾いてみると印象が違う感じがしました。
なんというかシンセとしてはそんなに楽しくなかった(笑)
やっぱデモ曲は、ちょっとミックスはイジってあったのかもしれませんね。
個人的な出音の印象は「分厚いけど少しチープ」といった感じかな?
アウトボードで処理してあるだけあって、存在感のある音色が多いです。
けどプリセットによっては当たり外れが大きいかな?
ベルとかシンセベース、シンセブラスがいい感じです。
質感がシンセ好きにはたまりません。
プリセットによってはチープさを感じるかもですが、軽くサチュレーターをかけると存在感が出てきてグーですよ。
気にかかったのが、5オクターブ分しか発音しないプリセットもあること。
元のシンセが61鍵だと5オクターブしか発音しない…のかな?
(アナログシンセだから?)
リアルタイムで弾くと少しレイテンシーを感じる※のでレトロシンセを弾いている感じを得たい人には不向きかも。
プリセットは100種類と少ないのですが、厳選させている感じでいいと思います。プリセット多すぎても選ぶのに疲れて逆に使わなくなったりしますし。
ちなみにリズム系の音色はないです。Synthwave Drumsなどに収録されています。
※PCの性能などの環境によると思われます。
Synthwaveの見た目、機能などをレビュー
UIはレトロ感があっていいけど。。。僕はあまり好きじゃなかったり。レトロPCとかは大好きなんですけどね(笑)
好きなテイストではないかな。
ロムプラーなので操作できるパラメーターが少ない。これは割り切りだと思うけど、まぁ、LFOが扱えるのは有り難いです。
(テンポシンクがないのは痛いけど。。。)
操作できるパラメーターは、LFO、ADSR、フィルター、ビッチ、リバーブ、ボリュームのみ。
しかも、オートメーションには対応していないと思われます。
ロムブラーとはいえまったく対応していないのは今どきなぁぁぁ。
あと画面のリサイズやスケーリングにも対応していません…。
まぁ、大したエディットしないからいいですが、有料シンセなんだからもうちょっとなんとかして欲しいところです。
機能面での制限が痛かったりしますが、割り切って使えばいい武器になると思いますよ!
最後に
このSynthwave Keysを使ってみて感じたのは、ゲームミュージックで使ったら面白そうだなと。
僕はレトロPCのゲームミュージックが好きなのですが、このプラグインで雰囲気出るんじゃないかなと企んでいたりします。
最初はいい感触でなかったのですが、使っていくと旨味が出てくるプラグインかな。
BeatSkillzの他のプラグインが欲しくなりました。絶賛セール中ですし(笑)
ではまた♪
>>Synthwave Keys(PluginBoutique)
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