こんにちは、DTM楽しいブロガーのあんどりゅーです(なんだそれw)
今回は「Ozone持ちだけどINTENSITYは買いか?」についてお話します。
Ozone持っているけど、INTENSITYも興味あるんだよね~っていう人もいると思います。
どちらも有名なAI系マスタリングソフトですよね?
そこでそんなあなたのためにOzone9 ADVANCEDを持っているあんどりゅーが、INTENSITYとの差などをレビューしてみたいと思います。
では、いってみましょう。
※2022年1月13日音源と画像を追加しました。
結論「Ozone持ちでもINTENSITYは買い!」
…と、その前に時間のない人の為に結論からお話しましょう。
OzoneとINTENSITYはどちらもマスタリングで使うんですが、いろいろと違うところがあります。
なので、Ozone持ってても、INTENSITYを導入する価値はあるでしょう。
では、その理由をご説明していきましょう。
OzoneとINTENSITYは効果が違うのですよ
まず、OzoneとINTENSITYで入力に対してのかかり方が違います。
いつもOzoneでマスタリングをやっていてINTENSITYを試した時正直、あまり魅力は感じませんでした。
評判があまりにもいいのでその落差で、正直そこまでかな?と思ってしまいました笑
【AIチート】INTENSITYは本当に魔法のブラグインなのか?【レビュー】
INTENSITYは、Ozoneに比べて奥行きがある感じですね。空間を感じられます。
リバーブ成分ではないのですが、なぜか空間を感じられます。
そして、まとまりもでます。
ただ個々のパートの芯が少しぼやけるかなといった印象です。
で、かかり方が違うので、元の2mixで使い分けもいるのかなって感じです。
Ozoneは、普通にミックスしてからマスターに刺す感じですよね。
通常のマスタリングのように。
INTENSITYはミックスでは音圧をあまり上げず、最低限のコンプやEQで処理して通すといい感じになる…気がします(笑)
(個々のトラックでローカットをしなくてもちゃんと処理されてる気もします)
OzoneとINTENSITYサウンド比較
ここでサウンドを比べてみましょう。
題材は、深夜の2時間DTMの和太鼓の回で作った曲を使いました。
ほぼ無加工の2mixがどう変わるのか見てみましょう。
OzoneとINTENSITYは使い分けができるぞ
この2つのプラグインは、操作性のベクトルがわかりやすく違うんです。
INTENSITYのアドバンテージは、簡単操作です。
Ozoneのマスターアシスタントは音源を聴かせる手間がいります。
けど、INTENSITYは基本ノブ(左のおっぱい)を上げていくだけ。
なのでINTENSITYは動画のナレーションや動画全体に挿したり、2時間DTMなどの簡単な作品の場合はいいかもです。
逆にOzoneはマスターアシスタントだけでなく、追い込んでの手動マスタリングもできるのが強みです。
(プロのマスタリング・エンジニアも使っているくらい実力はありますから)
Ozone 9 ADVENCEDでは個々のモジュール(エフェクター)を単体プラグインとして使えるのはデカイです。
INTENSITYは個別のエフェクトを使えないし設定項目も少ないです。
というわけでINTENSITYのサウンドで満足できるのなら、ミックスの手間がめっちゃ減るのでOzone以上に時短のメリットはあるでしょう。
ミックス以外の本来の作曲、編曲などに注力できるのはいいと思います。
OzoneとINTENSITYの同時使いという手も
あと、この2つを同時に使うという贅沢な使い方もありだと思います。
OzoneでマスタリングをしてINTENSITYを軽く通すのもいいですよ。
(INTENSITYはDRY/WETできるのでパラレルできます)
そうすると広がりが出ます。
まぁ、Ozone 9 Imagerで似たようなことできますけど(元も子もない笑)
まとめ
それでは、Ozone使いでもINTENSITY買いか?のまとめです。
・初めはかかり方にそんなに魅力を感じないのかも。
・効果は違う。空間を感じたい時はINTENSITYが便利。
・操作がかんたんだから、使い所の棲み分けはできる。
・つまりINTENSITYは買いです笑
といった感じです。
気になっているのなら持っておいて損はないでしょう。
マスタリングって違った色付けをしたい時があるので、この手のプラグインは数種類持っておくと便利だったりします。
では、また♪