【MODOバンドル】MODO MAXは買い?モデリング音源でベースとドラムをそろえるメリット

こんにちは。あんどりゅーです!

え?「MODO BASS 2MODO DRUM 1.5の両方が気になっている?」
モデリング音源、気になりますよね!
そんなあなたには、その両方をまとめてお値打ちに導入できるバンドルMODO MAXはいかがでしょうか? 

この記事で分かること
  • MODO MAXの収録内容と、単体版との違い
  • MODO BASS 2とMODO DRUM 1.5を、モデリング音源でそろえる意味
  • キックとベースの役割分担から、リズム隊のコンビネーションを作る考え方
  • サンプル・PCM系音源とMODOシリーズの違い
  • 単体版、MODO MAX、Upgrade版、上位バンドルの選び方

気になるところだけ拾い読みしながら、自分に合う導入方法を探してみてください。



というわけで今回は、IK MultimediaのMODO BASS 2とMODO DRUM 1.5をまとめて導入できるバンドル、MODO MAXについて考えてみます。

単にベース音源とドラム音源がセットになっているだけなら、わざわざ同じシリーズでそろえる意味は薄いかもしれません。
しかしMODOシリーズは、録音された完成音を選ぶだけではなく、楽器の構造や材質、奏法、演奏位置などから音を組み立てていくのが特徴です。

そのため、MODO BASS 2かMODO DRUM 1.5のどちらかを使って、その音作りの考え方が気に入った人なら、MODO MAXはかなり有力な選択肢だと思います。

両方を使っている僕の結論としては、MODO MAXの魅力は単なるセット価格ではありません。

モデリング技術を生かした2つの音源で、ドラムとベースの役割や掛け合いまで含めて、リズム隊のコンビネーションを作り込めることに、このバンドルならではの面白さがあります。

MODO MAXの面白さ
  • MODO BASS 2MODO DRUM 1.5のフル版をまとめて導入できる
  • 完成された音を選ぶだけでなく、楽器の構造や奏法から音を作れる
  • キックとベースのアタック、低域、音価などの役割を作り分けやすい
  • どちらかのMODO音源が好きなら、もう片方も同じ発想で楽しみやすい
先に結論!どれを選ぶ?
  • ドラムだけ欲しい:MODO DRUM 1.5
  • ベースだけ欲しい:MODO BASS 2
  • ドラムとベースの両方を使いたい:MODO MAX
  • どちらかのMODO音源が気に入った:MODO MAXまたはUpgrade版を比較
  • IKのシンセやエフェクトまでまとめて欲しい:Total Studio MAX系の大型バンドルも比較

IK Multimediaはセールが多く、時期によっては上位バンドルとの価格差が小さくなることもあります。購入前に、その時点の価格を比較しておきましょう。

MODO BASS2 と MODO DRUMS1.5のお得なバンドル。MODOをたっぷり召し上がれ!
目次

MODO MAXとは?

MODO MAXは、IK Multimediaのベース音源MODO BASS 2と、ドラム音源MODO DRUM 1.5のフル版をまとめたバンドルです。
どちらも完成済みの音を選ぶだけでなく、楽器の構造や奏法から音を作り込めるのが特徴。実在する楽器を仮想空間で組み上げて演奏するような感覚で、ミュージシャン気質の人ほど楽しめる音源です😝

収録製品主な内容
MODO BASS 222種類のベースモデル。指弾き、ピック、スラップなどの奏法や、弦、ピックアップ、演奏位置、アンプまで調整可能
MODO DRUM 1.513種類のドラムキットと1,400以上のグルーヴ。シェル、ヘッド、チューニング、打点、スティック、ルームなどを調整可能

注意したいのは、MODO MAXという新しい音源が1つ追加されるわけではないこと。

MODO BASS 2とMODO DRUM 1.5は、それぞれ別のプラグインとしてDAWに立ち上げます。両者が自動的に同期したり、キックとベースを勝手に最適化してくれたりする特別な連携機能はありません。

MODO MAXの価値は自動連携ではなく、楽器の構造や演奏方法から音を作るという、共通した方向性の音源でリズム隊をそろえられることにあります。

すでにどちらかの旧製品を所有している場合は、通常版をそのまま買う前に、Upgrade版の対象や価格も確認しておきましょう。
MODO MAX Upgrade版を確認する

MODOシリーズは何が違う?モデリング主体の音源

MODOシリーズは、一般的なサンプル音源とは少し違う発想で作られています。

MODO BASS 2は、フィジカル・モデリングを採用したベース音源。弦、ボディー、ピックアップ、奏法などの振る舞いを再現し、演奏に応じてリアルタイムに音を生成します。

MODO DRUM 1.5は、フィジカル・モデリングを核に、サンプリング技術も組み合わせたハイブリッド方式のドラム音源です。太鼓類ではシェルやヘッド、サイズ、チューニング、奏法などを細かく調整でき、シンバル類にはサンプリングも活用しています。

両者はまったく同じ仕組みではありませんが、完成された音色を選んで終わりではなく、楽器の成り立ちや演奏条件までさかのぼって音を作れるところは共通しています。

プリセットを着替えるというより、楽器を選び、調整し、奏者へ演奏指示を出していく感覚ですね。

どちらかのMODO音源が好きならMODO MAXは有力候補

MODO BASS 2かMODO DRUM 1.5のどちらかを試して、音だけでなく「音作りの過程そのものが面白い」と感じたなら、もう片方も同じMODOシリーズでそろえる意味は十分あります。

たとえばMODO BASS 2で、「弦や奏法、ピックアップを変えながら曲に合うベースを作る感覚」が好きなら、MODO DRUMでも「キットの材質やチューニング、ビーターなどを触りながらドラムを作る楽しさ」につながります。

逆にMODO DRUM 1.5を使って、完成された派手な音よりも、生ドラムらしい素材から自分で組み立てられるところが気に入った人なら、MODO BASS 2にも近い魅力を感じやすいと思います。

片方の製品が好きだから、もう片方も同じシリーズで試してみたい。そんな流れで選びやすいのがMODO MAXですね。

MODOでドラムとベースをそろえるメリット

リズム隊を「音色」ではなく「演奏」から作れる

MODOシリーズの面白さは、完成したプリセットを選ぶだけでなく、どんな楽器を、どんな奏者が、どう演奏するかまで考えられるところです。
MODO DRUMでは、ドラムセットの選定に加え、材質やチューニング、打点、スティック、ビーターまでドラマーさながらにカスタマイズできます。

MODO BASS 2では、ベースモデルや弦、奏法、ピックアップの選定に加え、弾く位置やアンプまでベーシストさながらに調整できます。

つまり、ドラム音とベース音を別々に探すというより、曲に合ったドラマーとベーシストを呼んで、演奏をディレクションする感覚に近いんですよね。

モデリング音源同士でリズム隊のコンビネーションを作り込める

キックとベースは、両方のアタックを強くしたり、似た音へそろえたりすれば一体感が出るという単純な関係ではありません。

むしろ、キックにアタックを担当させるなら、ベースは少し丸くして太さや音の長さを担当するなど、どちらかへ役割を譲った方が、リズム隊全体の輪郭が見えやすくなることがあります。

反対に、ベースのピックや弦のアタックを前へ出したいなら、キックは低域の重さやボディーを担当する。低域をどちらへ寄せるか、音価をどこまで重ねるか、発音タイミングをどう噛み合わせるかでも、グルーヴは変わります。

MODO DRUMでは、キックのサイズ、チューニング、ミュート、ビーターなどを調整できます。MODO BASS 2でも、ベースモデル、弦、奏法、演奏位置、ピックアップなどから音を組み立てられます。

両者が自動的に連携するわけではありませんが、ドラムとベースの両方を音の発生源から調整できるため、どちらがアタックを担当し、どちらが低域や音価を担当するかまで含めて、リズム隊のコンビネーションを設計しやすいのがMODOでそろえるメリットです。

音色を派手にする前の土台を作りやすい

僕がMODO DRUMを使って感じたのは、最初から派手に完成されたドラムというより、生ドラムらしい素材から自分で組み立てていく音源だということ。

MODO BASS 2も、エフェクトで作り込まれた派手な音を選ぶというより、ベース本体と弾き方を決めていくタイプです。

だからこそ両方を合わせると、後からEQやコンプだけで無理やり場所を空ける前に、楽器と演奏の段階で役割分担されたリズム隊を作りやすいと感じます。

サンプル・PCM系音源との違い

ここで、一般的なサンプル・PCM系音源との違いも整理しておきましょう。

サンプル系音源は、実際に録音された音をベロシティーレイヤーやラウンドロビンなどで鳴らす方式です。製品によっては、マイク、EQ、コンプ、ルームまで作り込まれており、プリセットを選んだ時点で完成度の高い音が出ます。

一方、MODOシリーズは、楽器の構造や材質、奏法などの条件を変えながら、音の鳴り方そのものを調整していく方向性が強いです。

比較完成音志向のサンプル系MODOシリーズ
制作の開始地点用意された良い音を選ぶ楽器と奏法を組み立てる
即戦力プリセットだけで完成しやすい曲に合わせた調整が必要な場合がある
音作りミックスやプリセット変更が中心材質、構造、奏法まで触れられる
リズム隊の調整出来上がった音同士を組み合わせる音の発生源から役割を作り分ける
向いている人短時間で完成された音が欲しい自分の曲に合わせて根元から作りたい

ただし、サンプル音源だから必ず完成された音、モデリング音源だから必ず素材音というわけではありません。

音を鳴らす仕組みと、製品としてどこまで音を作り込んでいるかは別の話です。

どちらが上というよりも、制作を始める場所が違うと考えるのが分かりやすいと思います。

MODO MAXと単体版はどれを選べばいい?

ここまでの特徴を踏まえると、選び方は意外とシンプルです。

こんな人候補選ぶ理由
すでにお気に入りのベース音源があるMODO DRUM 1.5ドラムだけを導入できる
生ベースの打ち込み環境だけ整えたいMODO BASS 222種類のベースを幅広く使える
どちらかのMODO音源の考え方が好きMODO MAXもう片方も同じ方向性で音作りできる
バンド系の曲をよく作るMODO MAXドラムとベースをまとめて用意できる
IK製品をこれから大量にそろえたいTotal Studio MAX系シンセ、ミックス、マスタリング製品まで含まれる場合がある
対象のIK旧製品を所有しているUpgrade版通常版より安く購入できる可能性がある

片方しか使わないなら、無理にMODO MAXを選ぶ必要はありません。

ただ、ロック、ポップス、メタルなどのバンドサウンドを作るなら、ドラムとベースはほぼ毎回必要になるパート。両方をまだ持っていないなら、MODO MAXは比較しておきたい候補ですね。

MODO MAXの活用例

MODO MAXを導入した後の使い方を、ジャンル別にイメージしてみましょう。

以下はあくまで出発点です。キックとベースを同じ方向へそろえるのではなく、曲の中でどちらに何を担当させるかを考えると、組み合わせが見えやすくなります。

ロック系

  • MODO DRUMでROCK CUSTOMやSTUDIOを選ぶ
  • キックにアタックを担当させるなら、ベースは指弾きや演奏位置で少し丸くする
  • ベースをピック奏法で前へ出すなら、キックは低域の重さやボディーを担当させる
  • 音価や発音位置を調整し、互いの輪郭が見える隙間を作る

派手な処理を足す前に、演奏と楽器の段階で前進感を組み立てるイメージです。

メタル・Djent系

  • MODO DRUMのMETALやDJENTLEMANを選ぶ
  • 硬めのビーターとタイトなチューニングで、キックの短い輪郭を作る
  • MODO BASS 2のMetal Bassなどをピックで演奏する
  • 両方のアタックを強くする場合も、キックのクリック感とベースの弦の粒立ちで担当する帯域や質感を分ける

低域が密集しやすいジャンルなので、音源を鳴らした後だけでなく、楽器と奏法の段階から役割を整理できるのは便利です。

ポップス系

  • MODO DRUMのSTUDIOやBRIT CUSTOMを使う
  • キックで曲の拍を見せ、ベースは指弾きで音の長さや低域を支える
  • ベロシティーやゴーストノートで人間らしい揺れを加える
  • ドラムのROOMを控えめにして、ほかの楽器が入る空間を残す

目立たせるより、曲全体を支えるリズム隊を作りたいときに合います。

ヴィンテージ系

  • MODO DRUMのBLACK OYSTERやPLEXIを使う
  • MODO BASS 2の60’s P-BassやViolin Bassを選ぶ
  • キックかベースのどちらかを前へ出しすぎず、音価と演奏の揺れで一体感を作る
  • 必要に応じてサチュレーションやテープ系処理を加える

昔の音をそのまま呼び出すというより、ヴィンテージ楽器を使って自分なりのリズム隊を組む感覚ですね。

MODO MAXが向いていない場合

MODO MAXは魅力的なバンドルですが、誰にでも最適とは限りません。

単体版や別の音源も検討したい人
  • ドラムかベースの片方しか使わない
  • プリセットを選んだ瞬間から派手な完成音が欲しい
  • 楽器や奏法の細かな設定をしたくない
  • CPU負荷をできるだけ軽くしたい
  • すでに気に入っているドラム音源とベース音源を持っている

特にMODO DRUM 1.5は、僕の環境ではAddictive Drums 2よりCPU負荷が大きめでした。MODO BASS 2は比較的軽いのですが、心配な人は無料のCS版で、自分の環境での動作を確認しておくと安心です。

セール時は上位バンドルとの価格差にも注意

IK Multimediaはセールが多く、単体版、MODO MAX、Upgrade版、Total Studio MAX系の価格関係が時期によって変わります。

ときには、MODO MAXへ少し足すだけで、シンセやミックスエフェクトまで入った上位バンドルが買えることもあります。

そのため、購入前には次の順番で価格を確認するのがおすすめです。

  1. MODO DRUM 1.5とMODO BASS 2の単体価格
  2. MODO MAXの価格
  3. 対象製品を持っている場合はUpgrade価格
  4. Total Studio MAX系など上位バンドルのセール価格

何が欲しいかを決めた後で、いちばん損をしにくい買い方を選ぶのがIK製品の攻略法ですね(笑)

Plugin BoutiqueでIK Multimediaの現在のセールを確認する

MODO DRUMとMODO BASS 2の詳しいレビュー

MODO MAXの中身を詳しく知りたい人は、それぞれのレビューも参考にしてください。

MODO DRUM 1.5のレビューでは、操作画面、CPU負荷、13種類のキットを同じグルーヴで鳴らした比較音源を掲載しています。

【音源あり】MODO DRUM 1.5のレビューを読む

MODO BASS 2のレビューでは、初代から追加された機能やベースモデル、サウンド、使い勝手を比較しています。

MODO BASS 2のレビューを読む

MODO MAXはこんな人におすすめ

MODO MAXが向いている人
  • MODO BASS 2かMODO DRUM 1.5のどちらかが気に入った
  • ロックやポップスなど、バンドサウンドをよく作る
  • ベースとドラムの両方をまだ決め打ちしていない
  • 完成された音を選ぶだけでなく、自分で音を組み立てたい
  • 奏法や演奏ニュアンスまで打ち込みたい
  • キックとベースの役割分担まで考えてリズム隊を作りたい

まとめ

MODO MAXは、MODO BASS 2とMODO DRUM 1.5をまとめて導入できるバンドルです。

単に2製品が安く手に入るだけでなく、モデリング技術を生かしながら、楽器の構造や演奏方法からドラムとベースを組み立てられるのが魅力です。

同じシリーズだから自動的に良いリズム隊が完成するわけではありません。

しかし、キックとベースの両方を音の発生源から調整できるので、どちらへアタックを譲るか、どちらが低域や音価を担当するかまで含めて、リズム隊のコンビネーションを作り込めます。

MODO BASS 2かMODO DRUM 1.5のどちらかを使って、その音や作り方が気に入ったなら、もう片方もまとめて使えるMODO MAXはかなり有力な候補だと思います。

ドラムだけ、ベースだけで十分なら単体版。両方使うならMODO MAX。さらにIK製品をまとめてそろえたいなら上位バンドル。

セール価格を見比べながら、自分に合ったMODOをたっぷり召し上がってください(笑)

MODO BASS2 と MODO DRUMS1.5のお得なバンドル。MODOをたっぷり召し上がれ!

では、またお会いしましょう♪

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