【音源あり】INTENSITYは本当に魔法のブラグインなのか?【AIチートプラグインレビュー】


こんにちは!プラグインコレクターのあんどりゅーです(冗談です…たぶん)
DTM楽しんでいますか?

AIチートプラグインのINTENSITYをブラックフライデーに買ってしまいました。
いや~前から気になっていたんですよね~

というわけで、今回はINTENSITYのレビューしていきたいと思います!
では、いってみましょう!

※あ、ちなみにまだ音源はないです。今は文章だけですが、反応が良ければ画像や音源を追加しますね😊
→2022年1月10日 画像、音源を追加しました。

目次

まずINTENSITYのおさらい

INTENSITYとはどんなプラグインなんですか?
…って質問されると一言で答えるのは難しいです。

僕なら、
「音を元気に明瞭にするプラグインです。AIでなんかすごくなるんです。けど魔法のプラグインは少し言い過ぎかな?」
って答えることでしょう(笑)

ちなみに公式はこう言っています。
「サウンドが本来持っているディテールを引き出し、ラウドネスと密度を高めて、非常にクリアなサウンドを実現するプラグインエフェクトです。」
よくわからないですが、すごいってことは伝わりますねw

要は顔認証技術のAIを使って音を良くしているみたいです。
なんというか…基本ワンノブで音を良くするプラグインですね。

INTENSITYの詳細レビューをしてみるぞ!

では、このプラグインを使ってみた感想をつらつら語っていきましょう。

前評判が良すぎて(笑)

まず一番気になるのは効果ですね。
効果が良くなければ使う意味ないですし。

使ってみて最初の印象は…
「あぁ、こういうことね。はいはい。」
って感じでした。

実は、製品版を購入する前に体験版を使っていたんです。
さすがにお値段が高いですから。
その体験版を使ったときの感想が、そんな微妙な感じでした。

というわけで、第一印象はそんな感じであまり刺さらなかったです。
だからと言って、INTENSITYの効果が微妙というわけではありません。

最初の印象が刺さらなかったのは、前評判が高かったからでしょう。
面白いこといいます!って言ってから面白エピソードを話すようなものです(笑)
(まぁ~大抵話は面白くなくなりますよねw)

INTENSITYって、評判が良くて期待値が高かったんですよね。
TwitterでもINTENSITYをべた褒めしている人が何人かいましたし。
公式も魔法のプラグインって言っていますしね(笑)

INTENSITYを使うとかんたんに良い音になってしまう…

このプラグインを実際の使い込んでみた効果は、
「輪郭が出てきて広がりも出ていい音に感じる」
って感じです。

INTENSITYってINITENSITYノブだけでなんとかなってしまいます。
(ワンノブってやつですね)
ですが、そのノブを回しすぎちゃうとミックスが破綻するんですよね。
だから、調節はシビアかもという印象。

あと、使うときに注意したいのは、「音圧を上げてある音を通すと破綻しやすい」ってことですね。
そんな状態の音にINTENSITYノブを上げるとすぐ破綻します。
(そんな時は少しだけかけてもいいかも)

まだ音圧を上げてない音に通すと、いい感じになることが多いですね。
だから、ミックスの考え方を変えたほうがいいのかも。
INTENSITYを使う場合は、INTENSITYありきの音圧低めミックスをしたほうがいいでしょう。
(INTENSITYの後ろで音圧をあげてもOK)

mix量を調節できるので、強めにかけてパラレルにするのもありかも。
INTENSITYノブをあげると明瞭になるけど芯がなくなる感じになりやすいので。

だから、意外に使い所は選ぶプラグインですね。

あと、INTENSITYの残念なところがあります。
どのくらいインプット信号が入っているのかわからないところ。
信号の強さのレベルメーターとか反応がないので不安になります。
それが心配ですね。AIがなんとかしてくれているのかもしれませんが。。。

使い方が簡単だから使い所は多い

効果に関してはなんか引っかかるレビューをしてきましたが、使い方を考えればとてもいいプラグインですよ。
なんてったって、使い方がワンノブで簡単ですから。
(Ozoneのマスターアシスタントみたいに音源を読み込ませなくてもいいですから)

たとえば、深夜の2時間DTMでの作品作りでとか。
ミックスに時間がかけられないので、ワンノブで手軽にええ音になりまっせ(笑)
実際僕も2時間DTMはINTENSITYを使っていますよ。
(前はOzone使ってました)

あと2mix音源で使うのもいいですよ(マスタリングと一緒ですからねw)
過去のしょぼいミックスの音源も蘇りました(笑)
完全ではないですが、右のBIASノブや真ん中のBIASカーブと併用すればかなりいいとこまで復活するのではないでしょうか?
簡単操作でできるってところがミソですね。

その他には動画制作の音に使うのもいいですよ。
ワンノブなので、かかり方の強さだけ気をつければいいです。
簡単に音がよくなりますよ。
(ちなみにVSTプラグインが読み込める動画編集ソフトに限ります…PremiereやVegasはOKです)

僕もDTM動画のナレーションに使っています。
ナレーションにはOzoneやNectorのマスターアシスタント使いにくいですからね。。。
(読み込ませるのも面倒ですし)

初心者にはどうなの?

一見かんたんにミックスやマスタリング(みたいなこと)ができるから、INTENSITYってDTM初心者にいい気がしますよね。
けど、実際はどうなんでしょうか?

僕の個人的な感想では、お金に余裕があるのなら手を出せばいいけど、無理する必要はないかなと。
ていうか、INTENSITYを初心者のうちに使うと進歩するのかな?っていうのが僕の考えです。

ある程度はうまくいきますが、それよりミックスの腕を磨きたい時の選択肢がよくわからなくなる気がします。
INTENSITYだけである程度うまく見せることはできますからね。
その後に他の王道に手を出してもあまり良さがわからくなり、挫折する気もします(笑)

ミックスって失敗してうまくなると思うので、少しずつ段階を踏むのがいいと思うのですよ。
いろいろ経験する機会損失する気がするんですよ。
異論はあると思いますが(笑)

INTENSITYって、いろいろ失敗を経験した僕みたいな人がたどり着くプラグインのような気がしますw

負荷は高め

負荷はいろいろ使って試してみたのですが、高めですね。
AIのせいだと思いますが。

同じようなプラグインのOzone(Ozone 9 ADVANCED)のマスターアシスタントつかったのと同じような負荷です。
DTM用にPCが強化してあれば気にするほどの負荷ではないですが、普通のノートPCとかだと厳しいかもですね。
PCに負荷がかかるので、マスターだけにかけることになるでしょう。

そういうこともあって初心者向きではないかなと。

値段が高い!

INTENSITYは、AI使った最先端なのはわかりますが、値段がお高い!
4万円くらいします。
ちょっとね~この金額はなかなか手が出ないです。

セールで2万円切るくらいです。
だから、ブラックフライデーでテンションがおかしくなった時に買うといいでしょう(笑)

あと、ライセンスが厳しいのも気をつけたいところ。
iLokで1ユーザーしか使えません。
モバイルDTMもする人でも1台のPCでしか使えないので、せめて2ユーザーOKにしてほしいですね。

それもあって割高感はあります。
まぁ、元は取れるんですけどね。

INTENSITYの音の違いを聴いてみよう

ここでINTENSITYのビフォーアフターの音源を聴いてみてください。
題材は深夜の2時間DTMの「和太鼓」の回で作った音源です。

無処理の2mixです。EQもほぼしていないので、もわ~っとしています。このイモいサウンドをINTENSITYはどう料理してくれるのかな?笑
INTENSITYを通したあとの2mix。おっ、各パートを際立たせてくれるだけじゃなく、ちゃんとEQカットもしているみたいな感じだ!
音源でのINTENSITYのセッティング。INTENSITYノブは半分よりちょい下。WET100%のBIASはデフォルトです。

INTENSITYは、どんな人におすすめ?

では、INTENSITYはどんな人におすすめかというと…こんな人です。

・重課金できるライト層DTMer
・動画制作で音をよくしてブイブイ言わせたい人
・ミックスの海を泳ぎ疲れたあんどりゅーさんみたいな人
・2つの丸いノブをみてムラムラした人

特に4番目に当てはまった人はヤバいので早く病院に行ったほうがいいでしょう(笑)

最後に

さて、INTENSITYのレビューを最後にまとめてみましょう。

・ワンノブでサイコーな音になる…という訳ではない
・やりすぎると破綻しがち
・手軽に使えるので用途は広い
・負荷高め
・お値段も高め
・ムラムラする

ということでした。

タイトルの魔法のプラグインかって話ですが、言いすぎかなぁ~って。
他の分野でもAIって凄いですからね。
それでも唯一無二のプラグインって言うことは確かですね。

え?元は取れたかって?
取れるに決まっているじゃないですか(笑)
INTENSITY or NOT…ですよw

どうでもよかったらこんなにレビューできないですし😁

(迷っていたら買いですよ)

>>INTENSITY(PluginBoutique)

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