スケールを上昇しつづけるコード進行アプローチの考察。【fripSide grievious distanceギターソロ前より】

こんにちは!あんどりゅーです。DTM楽しんでいますか?

今回は、曲のコピーで見つけた興味深いコード進行の考察をしてみたいと思います。
曲は、DTMコピーをこの前アップしたfripSide「grievious distance」です。
ギターソロ前のスケールを上がっていく8小節ですね。

まずはコピーした動画の音源を聴いてみてください。
冒頭8小節が該当します!

コード進行はこんな感じです。
key=Fmで…

とはいえ、オンコードもあるから直感的ではないですよね。
というわけで、移調して白鍵だけのAmにしてみましょう。
(以下Amキーで話を進めます)

原曲キーFmFmE♭/GA♭F/AB♭mCmD♭E♭Fm
ディグリー1
(メジャー基準)
6m5/716/#12m3m456m
Amキーに移調AmG/BCA/C#DmEmFGAm
ディグリーもどきとAmに移調したもの

表を見てわかるのは、基本スケールのルートをなぞって上昇しています。
2小節目の7は、ダイアトニックコードではdimになるので5/7になるのかなと予想。
注目は4小節目のA/C#です。

ここがキモで、いい味を出しています!
3小節目までで、あ、スケール上がっていくのか、この先予想つくぞ!とみせかけての…これA/C#です!

これの存在理由は3小節目と5小節目をつなぐ経過音的な意味合いでしょう。
Cからルートが半音ずつ上がって、つなげています。

で、普通に考えるとC#ですが、そのままだと構成音がスケールから外れすぎます。
というわけで、私は存在理由を考えました。。。

ははぁん、「Amの同主調のAスケールから借用してA/C#にしている」のではないかと。
そうすることによって、次の半音進行のDmにコードとしては4度の強進行に、ベースは半音進行と存在根拠を濃くできるのではないかと。

で、うまいのが4小節目にこれを持ってきていること。
8小節の折り返し地点でこのコードを置き、着地がふわっとさせて、次の4小節もその余韻を持たせたままスケールを駆け上がれます。

あと、今発見したのですが…

G/B→C A/C#→Dmは、同じ動きを少し上にずらして繰り返している進行です。
コード部分(G→CとA→Dm)は、4度進行の強進行、ベース(B→CとC#→D)は半音でクロマチックに進行しています。
ちなみにG/BもA/D♭もメジャーコードの3rdのオンベースになっています。
というわけで、こう解釈するとこのコードの存在理由がさらに強くなりますね。

つまりこういうこと。

小説Amキー
コード
ディグリー
(メジャー基準)
印象の例
1Am6mおっ、新しい展開。どうなる?マイナーキーのトニックだよね。
2G/B5/7ルートが1音上がったぞ。
3C1またあがった。これはこのままスケールをなぞって上がる展開か??
4A/C#6/#1あれ?なにこれ半音上がった!?なにかふわっとする!?(笑)
けど違和感はないぞ?折り返しでこの後どうなる?
5Dm2m更に上昇?何もなかったかのようにスケールに戻った!?
6Em3m更に上がった!ということは、スケールを上昇しているってことかな?
7F4ああ、ここまであがればもうスケールをなぞっているんだね。
8G5やっぱりスケールをなぞったね。それにしてもさっきのふわっと感はなんだったんだ??で、次はどうなる??

こうやって考えると旨味成分がたくさんでてくる、さりげなくとても考えられているコード進行です。
普通のコード進行にスパイスをサラッとまぶすことで、コード進行全体が生き生きしてきてますよね。
これはうまい進行ですね。ぜひ真似したい(笑)

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最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます!
難易度高めというか、僕の語彙力が低いからたぶんわかりにくかったかなと…(ごめんなさい)

こういうコード進行に解釈っていろいろ考えられるので、これが唯一で正しいというわけではないのです。
私はこう思うよ!っていう解釈があったら、コメント欄で教えて下さいね!

こういうスケールを上昇させるコード進行は、簡単かつバイブスがぶち上がるから積極的に使ってうぇ~いしていきたいですね!(IQ低い(笑))

あと、コード進行警察が来ませんように……😅


  1. このディグリーは、平行調のメジャースケール基準です。AmでもCとして扱います。シンプルでわかりやすさ重視したものです。 ↩︎

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