こんにちは!アンドリューです。DTM楽しんでいますか?^^
SONARが終了※して悲しいですが、一応次のDAWソフトを使っておいて完全終了に備えたいと思っています。まず第一弾はStudioOneを使ってみました。といっても、まだ体験版だったりしますが^^;
今回StudioOneを使ってみて、なかなか快適だったり、「ん?」と思うことがあったのでプチレビューしてみます。
ちなみにStudioOne3の最上位グレード「Professional」エディションの体験版を使っています。
※Cakewalkと名前を変えて復活しましたよ!→SONARが無料になって「Cakewalk」になって帰ってきたゾ!
前提条件は?どんなふうに使っている?
まずはいつも通り前提条件を整理してみましょう。
- 無料版がある、そこそこ低予算でOK、Windows版がある、まぁまぁメジャーということでStudioOneを選びました。
- DAWソフトはゲームミュージックやアニソンのコピーで使うことが多い。
- SONAR Platinumユーザー。Cakewalk ProAudioの頃から約20年来のユーザー。SONAR X1 Producerも使ってました。
- ソフトシンセは、Nexus2やSylenth1、Synth1、SoundCanvasVAなどを使用。
ループでの違い
- ループの設定が戸惑う。SONARの場合タイムルーラーで選択してからループ区間指定([SHIFT]+[L]など)だったけど、StudioOneはルーラーの上にループ専用のパーがあって、そこで直接指定。
- ループ専用のバーがあるから、移動でマーカーを巻き込むこともないし、マーカーと同一地点もちゃんと指定できる。ていうか、SONARのマーカーを巻き込む仕様はなんだったのか(笑)
- ループでのレコーディングがやりやすい。SONARだと終了位置がループ終点前になると変なふうに区切りができてしまう(言葉にするのが難しいけどSONARユーザーならわかってもらえるかな?)が、StudioOneだとそんなことはない…ことはないけど(笑)、なりにくい
- マーカー間のループ範囲設定はできないのかな?→できた(笑) ループバーではなくタイムルーラーダブルクリックでできます。
- ループ範囲を過ぎた後に再生させてもループ範囲に戻ってこない。強制召喚ができないときた。
…といったことを動画でも解説しています^^
[su_spoiler title=”解説動画を表示” style=”fancy” icon=”plus-circle”]
[su_youtube url=”https://youtu.be/8I1uUysLvhQ” width=”400″ height=”300″]
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インストゥルメントトラックでの違い
- 一つのトラックに複数のインストゥルメントを入れる仕組みがある!音色を重ねる時に実にいい!。
- 使っている全部のインストゥルメントがひとつのウインドウに収まっていて、タブ化してあるので扱いやすい。
- ノートのトランスポーズをオクターブ単位で一発できる!バラバラの音程のノートも一つの音程にすることもできる。ニッチだなぁ(笑)
- ループでリアルタイムレコーディングの時に開始ポイントのノートがインプットクオンタイズがズレて、ループの後ろや先頭に短くちょこんとしない。SONARユーザーならわかっていただけるだろうか??(笑)
- ピアノロールの左の鍵盤クリックでの特定音程の全選択ができない。SONARではできたのにね。使い所はあまりないけど(笑)
- ノートリピート機能使える!リアルタイム入力で8分とか16部(クオンタイズ設定)でノートを刻んでくれる!しかも特定ノートを押している間のみ効かせることも!ハットの刻みや、Bassのルート弾きにいいかも。
- ループ録音しながらの押している鍵盤の音程のノートを削除する「ノートイレース」いいですよ!Rolandのシーケンサーみたい(笑)特定ノートを押している間有効機能も。DAWでは初めてみたです。
- マルチティンバー音源のトラックをnanoKONTROLstudioでフェーダー操作すると同じ音源の他のチャンネルのトラックも動いてしまう。うーむ。
- ちゃんと確認していないが、32bitVSTプラグインは認識しないかも
- StudioOneで認識するSONAR付属音源。RAPTURESESSION/SESSION DRUMMER3/ SIシリーズ(Bass,Drum,Electric Piano,String section)/z3ta+/
- 認識するけど自分の環境だと鳴らないSONAR付属音源。LizardSession/sfz/Strum Session/TruePiano/UltraAnalog Session2
オーディオトラックでの違い
- 音声ファイルをタイムストレッチでスロー再生させた時の音はStudioOneの方がいいし聞きやすい
- タイムストレッチ前提での音声レコーディングがかんたんにできる。(SONARは簡単にはできない…)だから、ゆっくりテンポレコーディングして原曲テンポ再生!も簡単にできてしまいました。
- MP3ファイルをインポートできないのは、体験版だからかな?対応しているって書いてあったけど。(ちなみにmp3エクスポートもできない)→製品版はOKでしたよ。
- まぁ、当たり前ですが、SONARのProChannelみたいなのはありません。コンプやEQ使いたい時は、エフェクターをインサートしないとダメです。
- トラックリストにインサートエフェクトなどの情報がないから、SONARと比べて使っているエフェクターの見通しがよくないかなと。
クオンタイズでの違い
- インプットクオンタイズの デュレーションはできないのかな?普通のクオンタイズはできるのに。
- 普通のクオンタイズはエンドクオンタイズの%が設定できる!
- クオンタイズのタイミングの設定が細かくできる。これは使い勝手いいかも。
- クオンタイズは、5つプリセットを設定できる!なかなかやりよる。
その他での違い
- 音がいい?気のせいなのか、前情報でStudioOneがいいと聞いていたのでそう思うだけ?
- ショートカットキーが違いすぎて泣きそうになる。設定でどうにかなりそうだけど。
- nanoKONTROL studioは、なんなく設定できた。SONARは、コントローラーがうまく設定できないことがあるんだよなぁ。。。
- トラックにも曲にもメモが書けない。SONARはどっちもできた。意外と便利なんだよなぁ。
- マスタリングもできる統合機能も魅力。ソング画面とマスタリング画面を行き来できるのも便利そう!
- トラックをソロにすると他のチャンネルがミュートになるからちょっと焦る(笑)なんか作法が違うのかな?
- [D]キーを押すだけで選択範囲をどんどんコピーできるので便利!
- 新バージョンをメモ付きで保存できるの便利。バージョン一覧にメモが表示されるので、どんな変更をしたバージョンかがわかりやすい。
- バックアップはSONARはバックアップファイルは上書きで1つしかつくられなかったけど、StudioOneは別にどんどん作られるのでバックアップ管理に気をつけなくてもいいのがグー
SONARユーザーがStudioOneを使ってみたまとめ!
今回のStudioOneの記事はいかがでしたか?SONAR終了でStudioOneを考えている人には参考になるのではないかな?と思います。
StudioOneですが、最初は、操作がわからなくて混乱しました。だけど、ネットで検索しまくったり、SleepFleaksを見まくって操作がわかるようになってくると魅力がわかるようになってきました。
画面の感じはSONARが好きだったのですが、StudioOneの地味めなのも集中できていいですね。
ちなみに、ここで書いた比較項目は、設定で変わることもあるかも?なので、そこはご容赦くださいねm(_ _)m
では、またお会いしましょう♪
※2018/04/12追記:ツイッターにて正確な情報をいただいたので修正させていただきましたよっ。Tomsapさんありがとうございます!
マーカー間のループ範囲設定はマウスでマーカー間をダブルクリックですw
mp3は製品版では大丈夫です^ ^
— TomSap (@TomSap_1) April 12, 2018